東京FM公認のDJ、MDライセンスとは何か、就活や履歴書で役立つのかをまとめる。

こんにちは。

 

今回はDJライセンス、MDライセンスとは何か、就活や履歴書で役立つのかについて情報をまとめていきます。

 

こちらのライセンスについて調べる人は首都圏の放送系の団体に所属している人になるはずです。

 

DJやミキサーや番組制作のための資格について知りたい人は読んでみてください。

 

資格が就活や履歴書で役に立つのかの結論を先に言うと

 

「基本的には資格自体は弱い。ただし、ラジオ局東京FMへの就職を考えている人には役立つ」です。

 

よろしくお願いします。

 

以下の目次から読みたい項目へ飛べます。

 

 

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DJ、MDライセンスの歴史

 

DJ、MDライセンスは平成5年に首都圏の放送/アナウンス研究会の連合団体(MBA)と東京FMの協力のもとで設立された資格です。

 

対象は首都圏の38の大学・短大の放送研究会やアナウンス研究会によって構成される「MBA(みみずく放送集団)」の部員。

 

受験するためには、このMBAという団体に入っていることが必要になります。

 

このページを訪れる人はおそらく、首都圏の大学に通う放送/アナウンス研究会の人でしょうから、受験資格はすでに満たしているはずです。

 

注意事項としては、これは一般的な資格ではなく、あくまで東京FM公認というだけのアマチュアライセンスです。

 

「サークル活動をしながら資格が取れる」というのはその通りですが、一般的な資格ではないことに要注意です。

 

級位は3級から1級まで。基本的には3級から順番に取っていくのが一般的で、2級を受験するには2級、1級を受験するには2級を取得している必要があります。

 

DJライセンスとは

 

DJライセンスは名前の通り、DJ、「しゃべり」のための資格です。

 

それぞれの級の審査基準は

 

3級 

「美しいことばをキレイにしゃべる」。発声、活舌、CUEシート(番組の進行・内容報告書類)の書き方、ミキシングなど、DJ・アナウンスの基本的認識ができているかどうか。

2級

「キャラクター(存在感・親近感・訴求力・アイドル性)をいかす」。テクニックとして、企画構成力・独創性・表現力・感性

1級

キャラクター・テクニックに加え、総合的な判断力・応用力、「聴き手」に対する「話し手」としてのスタンスを評価。同審査基準はプロの尺度ではないが、1級合格で「プロの入り口あたり」。

 

参考記事 https://okwave.jp/qa/q374980.html

 

 

以下、DJライセンスの募集ポスターを載せます。出典は最後にまとめて提示します。

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MDライセンスとは

 

MDライセンスもDJライセンスと同じく、東京FMが主催する資格で、正式名称はミキサー&ディレクターライセンス。

 

こちらは名前の通り、ミキシングコンソール(ミキサー)の使い方と番組制作の責任者(ディレクター)の考えることを学びます。

 

ミキサー以外には、マイクロフォン(マイク)、アンプの使い方、各種記録メディアの種類についても学びます。

 

僕は先日MDライセンス3級を取ったのですが、マイクの特徴や扱い方、WAVやMP3といった音声の記録形式についての内容は、けっこうためになりました。

 

こういうものって、身の回りに当たり前のようにあるけれど、なんとなく使っているだけですよね。

 

でも実際にどんな種類があって、どういう使い方をするのか学べると、音響機器が正しく使えるようになります。

 

 

 

以下、MDライセンスの募集ポスターを載せます。出典は最後にまとめて提示します。

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 参考 (自分の受験したMDライセンス3級の資料)

 

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表紙はこんな感じ

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ミキシングコンソール(ミキサー)の使い方の項目

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 ディレクション(番組制作)の項目

就活で役立つ?履歴書に書ける?

 

こちらの資格は就活で使えるの?履歴書に書けるの?という質問への答えとしては、ほとんどの場合使えないというのが答えになるでしょう。

 

自分はまだ就活を行っていないので、実際に履歴書に書いたことはないです。

 

ただ、あくまでもアマチュアの資格ですので、英検などといった一般的な資格に比べれば、資格自体は効力は弱いように思われます。

 

就活で役に立つのは、資格よりもむしろ、番組発表会などを、チームでコミュニケーションを取りあって、成功させる経験それ自体のほうになるはずです。

 

そちらの方が「学生時代力を入れたこと」として使えるのではないでしょうか。

 

 

 

ただし、例外としては、東京FMへの就職を考えている人のみに対しては「就活の役に立つ」と言えます。

 

DJ,MDライセンスの1級を取得していると、東京FMの書類審査をパスすることができます。

 

「ラジオ局の東京FMに就職したい!」という人については、検定の取得が就活に直結すると言えます。

 

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ちなみに「DJライセンス1級」に加え、今回から「MDライセンス1級」もTOKYO FMの新卒採用試験の書類審査通過の対象となります! (※新卒採用試験が実施された場合に限ります)

カタクリコ【Katakurico】運営事務局 (@Katakurico_FMS) 2020年2月15日

 

 

 

試験会場はどこか

 

DJ,MDライセンス3級は原宿ピアザビルB1 アッセンブリーホール

 

 

 

2級、1級は FMサウンズ平河町スタジオで行われることが多いようです。

 

 

 

毎年微妙に開催される場所が違うので、自分の所属する団体の人に聞いてみましょう。

 

受験料はどのくらいかかるのか

 

DJライセンス

 

3級 不明

2級 講座料13200円+ライセンス発行料5500円=18700円

1級 コンプリートセミナー7560円+実技指導&審査会11880円=19440円

 

MDライセンス

 

3級 不明(7,000円くらい?※)

2級 講座料22000円+ライセンス発行料5500円=27500円

1級 講座料22000円円+ライセンス発行料5500円=27500円

 

※全て税込み価格です。

 

※所属する団体から受験料の補助が出る可能性もあります。割引されるのか自分の団体の人に確認してみましょう。

 

※まとめて2級、1級を受験すると割引などの制度もあります。詳細は上のポスター参照。それぞれの資格単体での受験料になります。

 

※3級に関しては、ポスターに受験料の記載がなく、不明でしたが、MDライセンス3級を僕が受験した時には7000円でした。

 

飛び級することが原則としてできないので1級まで取得するとなると、まあまあの受験料がかかりますね。。

 

まとめ

 

DJ,MDライセンスは、首都圏の放送/アナウンス研究会の連合と東京FMの協力のもとで設立された資格。

 

DJライセンスは「しゃべり(DJ)」の技能を測る資格。

 

MDライセンスは「ミキシング(音響)とディレクション(番組制作)」の技能を測る資格。

 

資格自体が就職活動へのアピールになる可能性は一般的には薄い。

 

ただし、東京FMへの就職を考えている人は1級の取得で書類選考をパスできる。

 

このような内容となりました。お役に立てば幸いです。

 

ありがとうございました。

 

最後に参考サイト一覧を掲載します。

 

参考サイト

 

DJライセンスって・・・ - その他(ビジネス・キャリア) 解決済み| 【OKWAVE】

 

DJ、MDライセンス1級取得で東京FMの新卒採用の書類選考をパスできる

https://twitter.com/Katakurico_FMS/status/1228657686603976704

 

DJ、MDライセンス3級について

https://twitter.com/MBA_3329/status/1197134787883855873

 

DJ、MDライセンス2級&MDライセンス1級について

https://twitter.com/Katakurico_FMS/status/1228654456675295234

 

DJライセンス1級について

https://twitter.com/katakurico2019/status/1155102094010925057

 

 

 

カタクリコ【Katakurico】運営事務局

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学生団体 カタクリ
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シーク(Schiek)のリストラップの巻き方や使った効果をレビューする

こんにちは。

 

今回はシーク(Schiek)のリストラップの巻き方や使った効果をレビューしていきます。

 

使った効果を結論から言うと、ベンチプレスの重量が78キロから91キロまで上がりました。

 

リストラップは僕みたいな初心者でもというか、初心者こそ使ったほうがいいです。

 

買ったきっかけはあきおブログさんのこの記事。実際に使ってみて、とてもよかったので僕もおすすめさせていただきます。

 

 

買う前には「何キロから使い始めるんだろう」とか「初心者の自分がそんなもの使っていいのか」みたいな迷いもありました。

 

しかし、今では筋トレ初心者でもどんどん使っていくべきと思っています。

 

自分ごときが使うのは甘えだ、とか思っている人、ぜひリストラップ使ってみてください。

 

目次から読みたい項目へ飛べます。

 

 

 

リストラップはベンチプレス70キロから使い始めました

 

リストラップを使う目的はベンチプレスの高重量を扱うときに手首を保護するためです。

 

自分の場合は、ベンチプレスを10回3セットメニューをずっと繰り返して、扱う重量が70キロくらいになったところでリストラップの必要性を感じました。

 

手首がミシミシするようになり、6回、7回目くらいで汗でバーベルを握る手が少しづつ滑るようになってきたため、購入を決意しました。

 

何キロからリストラップを使えばいいのか、という悩みを持つ人もいるでしょうが、重さは関係なく、早めに使い始めていいと思います。

 

 

Schiek(シーク)の良さ、価格帯は高すぎず妥当な値段

 

リストラップのブランドですが、これはSchiek一択でしょう。ゴールドジム製のリストラップもありますが、ネットでの口コミを見ると、「マジックテープ部分の消耗が早い」という声をたくさん聞きます。

一方、Schiekのリストラップはマジックテープ部分が消耗しにくい。自分はまだ使い始めて数ヶ月ですが、マジックテープの粘着力はバッチリです。

 あきおブログさんの記事から引用します。

 

リストラップのブランドはゴールドジムを代表としていくつかあるようですが、マジックテープが消耗に強いというのがSchiekブランドの良さのようです。

 

実際僕も、今使い始めて2カ月くらいで、ベンチプレスの日は12,3回ほどやりました。

 

しかし、テープの摩耗などは感じていません。しっかりと手首を固定できています。

 

ブランドは他にもFERRYやking2ringなどさまざまなブランドがありますが、Schiekの2980円という価格に関してはいろいろ調べて比較してみて妥当な値段だと感じました。

 

安いものだと1000円台のものもありますし、高いものだと6000円のものまであります。

 

値段は張らないほうですし、一番安いものだとクオリティが心配、、という人にもちょうどいい価格帯だと思います。

 

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リストラップの長さは初心者には12インチ(30㎝)で十分でした

 

長さは大きく分けて12インチ(30㎝)と24インチ(60㎝)があります。実際に使ってみて思いましたが、長さは12インチ(30㎝)で十分でした。

 

12インチだと、だいたい手首を1.5周できるくらいです。24インチだとその2倍ですから、手首を3周グルグル巻きにできます。

 

(巻いた感じなどは次の項目で紹介します。)

 

ベンチプレスをやってみたところ長さはこれで十分で、しっかりと手首が保護されました。

 

上級者ではないなら12インチで十分だと思います。24インチのものより単純に値段が安いですしね(笑)

 

 

巻き方をかんたんに説明

 

巻き方を簡単に説明します。リストラップは主にベンチプレスの際の手首の保護が目的なので、しっかりと手首が保護されるように巻かないといけません。

 

以下に埋め込んだYouTubeの動画がとてもわかりやすいです。1分ほどですぐ終わるので見てみてください。

 

www.youtube.com

 

(動画のSchiekのリストラップは24インチのものですが巻き方は同じです。)

 

巻き方はかんたんに言うと

 

リストラップについているわっかを親指にかける。

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手のひら側に垂らしたらそこから1.5周ほど巻く

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きつめに巻いたらマジックテープで留めて完成。

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これだけです。

 

 

実は僕、最初は使い方をよくわかっておらずなんとなく手首に巻いて使っていたのですが、ジムによくいる超ムキムキの人の良さそうなおじさんに話しかけられてそこで正しい巻き方を教えてもらいました。

 

ポイントは、巻くときに若干手首を覆うように巻くこと。重量で手首が返ってしまい、ケガをするのを避けるためです。

 

実際に親指の付け根くらいにかぶせるように巻くと手首が返らなくなり、力が入りやすくなりました。 

 

あとはちょっと鬱血するくらいきつめにリストラップを巻いた方がいいな、と感じました。

 

重みを受け止められるようにしっかりきつめに巻いて、セットごとに毎回外してます。

 

まだ僕も巻き方については改善中なので、もっといいやり方が見つかったら追記します。

 

感じた効果、データで見る数字の伸び

 

使い始めて2カ月で数字はこのように伸びました。

 

10RM 62.5Kg→75Kg

 1RM換算で 78Kg→91Kg

 

※RMは10RMなら「10回ギリギリ挙げられる重さ」という意味です。

 

 

 

以下で僕のExcelの筋トレ記録を見てもらって数字がどのくらい伸びたかお見せします。じわじわ上がっているのでそのリアルさを見てもらえれば。

 

全画面を切り取ると見づらくなるので一部だけ表示します。

 

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メニューは

左列がベンチプレス10RM3セットの重さ

中央の列がダンベルプレス15RM2セットの重さ

右側の列がダンベルフライ15RM2セットの重さ

 

※RMは10RMで「10回ギリギリ挙げられる重さ」という意味です。

 

リストラップを使い始めたのは2月13日。胸のトレーニングはそこからだいたい2,3日ごとで回し、毎回重量に挑戦しました。

 

それまでは重さを2.5キロアップさせるだけでヒイヒイ言ってましたが、リストラップをつけてからは毎回するする2.5キロずつ上がっていきました。

 

3月編はこちら。

 

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3月はベンチプレスの伸びは鈍化していますが、ダンベルプレスの挙上重量が順調に上がっているのがわかります。

 

実際、リストラップをまくと、手首に安定感が出て握力を消耗せずに済みます。巻いてみるとわかるのですが、本当に安定します。安心感がすごい。

 

重いダンベルでも手首への負荷が減るので、胸にだけ意識を集中させてトレーニングができるようになりました。

 

RM換算表を使ってベンチプレス1RM換算で見てみると、78Kgから91Kgまで伸びていますね。

 

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まとめ

 

プレス系で重量をもっと伸ばしたいと思うなら、僕のような初心者でも、リストラップはおすすめ。

 

僕は1RM70キロくらいから使い始めたけれど、何キロから使い始めるべきとかはない。

 

Schiek使いやすい。価格帯も妥当。長さは12インチ(30㎝)で十分

 

使い始めて2カ月でベンチプレスが

 

10RM 62.5Kg→75Kg

 1RM換算で 78Kg→91Kg

 

まで伸びました。

 

マジでもっと早く使い始めればよかったです。そうしたらもっとスムーズに重さを上げられたのになぁ、と。

 

3000円しないくらいで買えるお手軽アイテムなので、筋トレ初心者、中級者問わず、ぜひリストラップを使ってみてください。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

その他筋トレ報告や関連記事一覧

 

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大学2年生の過ごし方振り返り。コロナ、迷走、かすかに光が見えてきました【2020年3月~2021年3月】

こんにちは。この記事では僕が大学2年生にしたことを月ごとに振り返っていきます。

 

 

ブログ開設半年の運営報告

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ブログ半年頑張っても何者にもなれなくて絶望している記事

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2019年、大学1年生の過ごし方振り返り(2019年2月~2020年2月)

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2020年、大学2年生の過ごし方振り返り(2020年3月~2021年3月)

tanakanonikki.hateblo.jp

 

2021年、大学3年生の過ごし方振り返り(2021年4月~)

tanakanonikki.hateblo.jp

 

 

 この記事では、2020年、大学2年生をどのようにして過ごしたのか振り返っていきます。(2020年3月~2020年11月)

3月

・週6でジムに行く

・本を読む

Twitterアカウント「明大メディア」のフォロワー300→2600

 

☆ポイント

・ジム行きまくって飯食いまくればデカくなる。結果が出ないのはシンプルな努力量の問題

・投資・金融系の本をいろいろ読む

・新入生向けSNSで発信をしてフォロワーを集める

 

✍講評

大学1年生の春休みは筋トレにフルコミットしました。3月も引き続き筋トレです。

ジムを週6回、プロテイン一日2回、食事は1日5,6回。2、3月の2カ月で40回ジムに通いました。その結果、3月末には体重が69キロから73キロまで増量。どんなに食べても70キロに届かなかった高校ラグビー時代を考えるとかなりの成長です。

 そして投資や金融の勉強として橘玲さんや藤野英人さんを中心に本を15冊くらい読んで、お金に関する情報を集めました。

正直、こんなことして本当に意味があるのか、将来役立つ知識になるんだろうか、と不安に思う部分もあります。意識高いふりして気持ちよくなっているだけなんじゃないか、という。いずれにせよ、たくさん勉強しないとわからないのでとりあえず読み進めます。

4月

・自炊20回する

・身になる映画16本鑑賞

・ブログをリア垢と統一、過去記事をリライトして125記事→75記事に。PVは1日あたり10上昇。

☆ポイント

・コロナによって生まれた時間を有意義に使う

✍講評

コロナで大学の授業の開始が延期され、何も予定を立てられず外出もできない1カ月の時間を与えられました。

2月、3月の春休みは「筋トレ」「読書」に取り組みました。4月のこの休暇では、そこから方向性を変えて、「料理」「映画」に取り組むことにしました。どちらも家から出ずに取り組めるものです。

料理は、カレー、チャーハン、お好み焼き、ホイコーロー、バンバンジーなど全20回の自炊を行いました。料理力アップ。

 Amazonプライムで映画を見まくりました。フォレストガンプニューシネマパラダイス、ウルフオブウォールストリートなど。なるべく洋画や名作映画を中心に、視野が広がりそうなものを16本見ました。あとはアニメの一気見などしないように気を付けました。銀魂を4シリーズとか見てもしょうがない。常に意図をもって行動したい。

 そしてこのブログをリア垢と統合しました。過去記事のリライト、黒歴史清算を行い、体裁を整えて統合に踏み切りました。 

5月

・ブログのリライト

・オンライン授業の開始

☆ポイント

・引き続き時間を有意義に使う

✍講評

ブログの大幅なリライトをしました。最近やっと「キーワード選定」というブログ執筆に必須のテクニックに手を付け始めました。自分がいかにゴミのような記事を量産していたのかもわかりました。マジで。 

オンライン授業がスタート。1年生は進級に必須の授業中心で履修しましたが、2年生はだいぶ履修に幅が出てもっと好きなことを学べそうです。第二外国語や去年落とした再履修科目などは特に力を入れて取り組みます。

新しい企画の準備を始めました。

2020年3月~5月にかけて3カ月振り返りと次の目標

・春学期フル単

・ブログのリライトを5月中に一通りまとめる

 ・新企画を頑張る

 

ーーー

・勉強し、春学期フル単する→達成

・ブログのリライトを5月中に一通りまとめる→進行中

 ・新企画を頑張る→進行中

6月

・オンライン授業の課題

 ☆ポイント

課題をやっただけになった。

🖊講評

大学のオンライン授業という慣れない環境で、これ以外のことがあまりできなかった印象です。緊急事態宣言も発令され、ジムにも行けず。

7月

・新企画「マッスルエージェンシー」リリース

・課題をやる

・小学校の友達と会う

☆ポイント

筋トレを流行らせる団体をリリース

 🖊講評

大学の課題を進める中、マッスルエージェンシーというフィットネスの団体を立ち上げました。大学生や若い世代を中心にマッチョのつながりの輪を広げ、生まれた利益を若者のトレーニング環境の向上へと還元します。これから絶対に成功させます。

8月

・ジャガバードで増量

・ベンチプレス100キロ達成。筋トレ終了

・街歩き10か所くらい

☆ポイント

夏休みの有り余る時間を筋トレにぶちこむ。街歩きをして世界を知る。

🖊講評

有楽町・葛西・房総・渋谷・新宿・明大前・押上・駒込・大崎・渋谷など。行ったのはカフェ、水族館、靴屋、庭園など。世界を知るためです。

筋トレに有り余る時間と労力をぶちこみまくって、ついに念願のベンチ100キロを達成。自信がついたので筋トレはおしまい。

9月

・街歩き20か所くらい

・動画編集で3作品を制作

・10合炊きクッキング10回くらい&減量

日本橋・渋谷・葛西・池袋・六本木・二子玉川・渋谷・国領・秋葉原・北千住・下北沢・中野・新宿・池袋・大山・高田馬場飯田橋などへ外出。

動画編集で3,4作品を制作。合わせて7日間ほど費やしました。技術が向上したと思っています。

10月

・街歩き15か所くらい

・10合炊きクッキング20回くらい&減量

 大塚・明大前・ときわ台・笹塚・田町・高輪ゲートウェイ・渋谷・新宿・江古田・新橋・湯島・赤羽

を外出し

10合炊き炊飯器でジャガバード、ジャガバード改、ジャンピラフ、肉じゃがなど自炊力を向上させました。ゆく先々の街で飲み屋、本屋、ハンバーガー、ラーメン屋などに寄り、知る世界を拡張しました。

 

2020年6月~10月5カ月振り返り

筋トレ、読書、ブログにコミットした春から切り替えて夏は街歩き、映画、動画編集に力を入れました。これまでやってきたものとは対極です。直接的に役立つものではないかもしれませんが役立つもののためだけに行動するのは人間的魅力につながらないな、と感じたので、人として幅が出るような行動をしてみました。 

11月

・街歩き 

・友達と沖縄旅行

・ラーメン屋めぐり

・減量して11月中旬

人と一緒に飲み食いしたり歩いたりするのって楽しいですね。街歩きは赤坂・高円寺・池袋・神保町・渋谷・三軒茶屋・新宿・銀座・新宿・新宿・秋葉原など。そして主要なラーメンチェーンも回っていきました。

12月

・街歩き

・ラーメン屋めぐり

・銭湯めぐり

・明大メディアをまた頑張る

 板橋、永福町、原宿、早稲田、吉祥寺、千歳烏山、赤羽、高井戸などなどを散歩。あとはラーメン屋と銭湯をたくさん回りました。去年から筋トレを1年近くやっていて、あまり町歩きやラーメン屋などぜいたくな時間の使い方をしたことがありませんでした

11月12月はそうやって突っ走り続けた自分にとってリフレッシュの期間になりました。

明大メディアをちゃんとまた動かしだしました。収益の出し方に苦戦しつつ、コツもつかんでいきます。一言で言うと「自分が心からおすすめできるものを売れ」ですね。

1月

・年末年始でダラダラ

・ゼミのレポート

・大学の課題レポート

あまり生産的な月ではありませんでした。年末年始でスイッチを切ってしまってなかなか動き出すことができず。ゼミのレポートには特に苦戦し、手もつけられないし。中盤から自分で何を書いているのかもわからなくなり本当にメンタルが死にました。

そして大学の期末レポートに追われ、終了。フル単だけは死守。

2月

・MAgのInstagram更新再開 フォロワー1500→1700人

・明大メディアの更新 フォロワー2700→3500人

・新宿ホテル暮らし1週間

・財布紛失

ひたすらカフェに通ってSNSの更新とフォロワーの増加にフルコミットしました。特に明大メディアは今年の新入生でまたフォロワーが増えるので勝ち確になっています。

新宿の都庁の裏側あたりにエアビーを使って1週間ほど泊まって生活してみました。目的は一人暮らしが自分にはできるかの実験です。結果としてそれなりに節約しつつ、楽しく生活できることがわかりました。生活力アップ。ただ実家のほうがやっぱり楽だということでありがたみに気づけたのでそれもよかったです。

財布を紛失して、再発行などもろもろの手続きに追われました。

3月

・明大メディアの更新 フォロワー3500→6300人

・MAgのInstagram更新 フォロワー1700→2000人

・バイトしていた新聞社を退職

3月は勝負の時期として、SNSにフルコミットでひたすら更新しました。もう夢中すぎて覚えていません。

特に明大メディアは一年で1番伸びる勝負の時期だとわかっていたので、毎日新入生のためになるツイートをひたすらひねり出していきました。結果フォロワーは爆増。一気に6000フォロワーへと駆け上がりました。

MAg(筋肉図鑑)についても、同じようにゴリゴリ50日ほど毎日連続で更新しました。毎日アポ取って、許可もらって仕込んでの繰り返し。ハッシュタグやタグ付け、プロフィールへの誘導文などあらゆる手を尽くしてInstagramアルゴリズムに乗ろうとしましたが、うまくいかずフォロワーはやっとこさ2000人。インスタ難しい。。でも辞めない限りは負けじゃないので。

1年生の12月から始めた新聞社でのバイト、コロナになってからも週1~2で勤務し続けていましたが、3月末で終了となりました。もともと新聞記者になりたかったので、大手新聞社の最前線の現場を見られたことはとてもいい経験になりました。

お金をあまり使わないので退職金も含めて貯金が貯まりました。

 

 


2020年
3月 ジム・読書・明大メディア
4月 自炊・映画・ブログ
5月 ブログ・オンライン授業
6月 オンライン授業
7月 オンライン授業・筋トレSNS
8月 ジム・散歩
9月 散歩・自炊・動画編集
10月 散歩・自炊
11月 散歩・旅行・ラーメン
12月 散歩・銭湯・ラーメン・明大メディア
1月 大学・ゼミレポート
2月 筋トレSNS・新宿生活・財布紛失
3月 筋トレSNS・明大メディア・バイト退職

 

2年生(2020年)まとめ

・コロナによりオンライン授業中心に。社会と大学生活が激変。

・思い描いていた飲みまくり遊びまくりの大学生っぽいことはできず。自炊・筋トレ・動画編集など。

・ただ知らない街をゆっくり散歩したり、読書したり映画をたくさん見たり、ラーメンや銭湯を楽しむなどして、自分の世界を広げられた。

はてなブログの記事の内容を大幅にリライトしてリニューアル。自分史として整理して読みやすくできた。

・「最強」になったため、筋トレを終わらせた。ラグビー部時代から4~5年に及ぶ筋トレライフに区切りをつける。自分の「弱さ」へのコンプレックスはあらかた消える。(ベンチ100キロ・デッド150キロ・スクワット125キロ)

・フィットネスを日本に流行らせる「マッスルエージェンシー」を立ち上げた。Instagramをフォロワー2000人ほどまで成長させた。並行してDtoCのハイプロテインパン事業も始めた。必ず日本のフィットネスを担う団体にしてみせる。

・明大MEDIAの1年半にわたる発信の継続によってTwitterフォロワーが6000人に到達。広告収入も得られるようになった。ガクチカとしてもかなり強く、ようやく努力が実を結んできた感じ。企業との協賛やオフラインイベントの展開も予定しているのでまだまだ、勝負はここから。

・友達と沖縄旅行。友達と旅行するというのをしたことがなかったので楽しかった。

・ハタチになったので、一人暮らしor実家を出ることを考え始める

 

2年生が終わりました。僕は大学に人並み以上の覚悟と思い入れをもってやってきたので、必ず何かしらでぶち上げてから死のうと思っています。それは明大MEDIAであったり、マッスルエージェンシーであったり。暗いトンネルを走り続けてきましたが、やっと光は見えてきた感じがします。

 

僕は朝井リョウが『何者』で描いた世界観を生きたい。

人として誰が一番価値があるのか?
そして自分はいったい「何者」なのか?

 

僕は西加奈子が『サラバ!』で描いた世界観を生きたい

「確かに私は、色々なものを信じた。そして傷つき、打ちのめされてきた。でもね、歩。私は少なくとも、信じようとしたのよ。あなたは違う。何かを信じようとしてこなかった。」
「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。」

 

この2冊の思想に僕は強く影響を受けています。まだ負けていません。まだ終わっていません。自分が無能で世間知らずで世界から必要とされていない無価値な存在なんだって、もう嫌というほど思い知らされたけど、でもまだ終わってないんですよ。まだ、このまま終わるわけにはいきません。

この2年間、振り返ると空振りばかりで、もう嫌になりそうだけど。でも、僕はやればできる。やれば、できるんすよ。それをちゃんと証明したいですね。以上、2年生の振り返りでした。

 

残り2年、全力でぶちかまします。

メンズ大学生は2990円の無印良品のリュックがちょうどいい大きさでおすすめ【無印ブランド】

こんにちは。

 

メンズの大学生には無印良品の2990円のリュックがおすすめです。ちょうどいい大きさ、防水、無印のブランド、そしてパソコンは13インチなら確実に入ります。

 

 

 

無印 撥水リュックサック

 

 1 おすすめポイント

 

このリュックは全てにおいて完璧なのですが、具体的にいいところを上げていきます。

 

・容量はほんの少し大きめ

 

まず容量がちょうどいい。デカすぎず、小さすぎず。平均的なリュックよりほんの少し大きいくらいです。メンズ大学生が教科書やファイルなどを持ち運ぶなら十分な大きさです。パソコンが入るのか心配だと思いますが、16インチのパソコンまでギリギリ入ります。大学生のパソコンは持ち運びを考えて13インチがおすすめですので、パソコンは十分リュックの中に入れて持ち運べます。

 

・丈夫。長時間背負っても肩が痛くならない。

 

リュックとしての基本的な耐久性や、背負いやすさも十分。それでいてリュック本体が重すぎないので評価が高いです。撥水性もちゃんとあります。

 

・デザインが超シンプル

 

マジでデザインがシンプルすぎるところが最高です。ダサくなくて、おしゃれすぎない、「ふつうの」大学生リュックを探しているのであれば、これを買っておけば間違いないと思います。

 

2 リュック選びに悩みたくない人はとりあえず無印良品のリュックがおすすめ

 

タイトルにも書いてあるのですが、新たに大学生になり、リュックを探している人に向けて、無印良品のリュックをおすすめしています。その理由は一言で言えば「これ買って間違いになることはまずないから」というところにあります。

 

リュック選びに正解なんてありませんが、このリュックは限りなく「不正解」から遠いリュックです。ザ・普通のリュックです。

 

僕は、高校までTHE NORTH FACEのクソでかいリュックを背負っていました。このリュックは確かに防水でアホみたいに頑丈で大容量なので部活青年にはうってうけなのですが、このリュックは別名ホモのランドセル、略してホモランとも呼ばれるアイテム。

 

 

「ホモラン」の画像検索結果

 

いくら便利でも大学にホモランはダメだ。

 

 

となったときに、ごくシンプルで、安くて、パソコンが入って、必要最低限の機能をもつ、この無印良品のリュックを買えばいいのです。ファッションに対するやる気がない人はとりあえずこのリュックを買っておけば大丈夫。

 

値段は冒頭にも言いましたが、2990円。ノースフェイスは1万円とかしますし、リュックにしてはかなり安い部類に入るかと思います。

 

無印良品オンラインストアで買えます。もしくは、お近くの無印良品の店舗に入ったらレジの隣とかにコンパクトに6個くらいで並んで吊り下げられています。ユニクロにもたまに置いてあることがあります。

 

一応実際に店舗に行って、背負ってみてもいいと思いますが、たぶんオンラインで買っても失敗はしないはずです。

 

 ちなみに僕はこのリュックをこの本を読んで買いました。

 

 

ぜひリュックを探すのが面倒くさいメンズの大学生は無印良品の2990円のリュックを買って新生活をスタートさせてください。

 

ありがとうございました。

 

www.muji.com

新聞が大好きなので一番好きな朝日新聞について語る。

こんにちは。

 

朝日新聞には、社説やオピニオン以外には、読んでいてためになる寄稿も多くあります。それを今回は紹介していきます。

 

池上彰さんは「『朝日新聞』の論調は、好き嫌いがはっきり分かれますが、国会議員や官僚といったパワーエリートが好んで読み、その影響下にあるのは紛れもない事実」と「僕らが毎日やっている最強の読み方」と指摘しています。

 

朝日は左だからダメだと決めつけず、これから紹介する大学教授や記者さんの寄稿を読んでみてほしい。

 

とても面白くてためになります。

 

 

本書71ページより引用

 

 

 

1 池上彰「新聞ななめ読み」

 

www.asahi.com

 

ja.wikipedia.org

 

2007年4月から連載を開始し、2010年3月までは毎週月曜夕刊で週1回、同年4月からは毎月最終金曜日朝刊で月1回掲載されている[1][2]

あるひとつの事件に対する記事を取り上げ、時系列的に追ったり、朝日新聞をはじめとする全国紙各紙の記事を対比したりして、論評する連載である[3]

 

コラムの概要をWikipediaより引用

 

まずはじめに紹介するのは先ほどにも言及した池上彰さんの寄稿「新聞ななめ読み」です。全国紙を幅広くカバーしてウォッチしている池上さんが、独自の視点で各紙を比べたり、時事評論をするコーナーです。

 

このコーナーは朝日新聞だけでなく、全国紙、主要紙について幅広く言及しているので、自分の政治スタンスや意見を客観的に見て相対化することができるのがとてもいいです。

 

説明が足りない記事や、読者に不親切だと池上さんが思ったものは、バンバンたとえ朝日新聞であっても容赦なく斬っていきます。けっこう辛口なので、週刊こどもニュースに出ている温和で物知りなおじさんのイメージを持たれている方が読むと、ちょっとびっくりするかもしれません。

 

朝日新聞だけを読んでいると見失ってしまいがちな、意見を相対化する視点がこのコーナーでは備わります。

 

 

2 神里達博「月刊安心新聞」

 

digital.asahi.com

 

続いては、神里達博さんの「月刊安心新聞」です。

 

先ほどの池上彰さんの「新聞ななめ読み」の強みが、朝日新聞と他紙を相対化できるところであるとすれば、こちらの「月刊安心新聞」の強みは「文系と理系」を横断する視野が持つことができるところにあります。

 

 

 

著者の神里さんの専門は「科学史科学技術社会論、リスク論」とありますが、経歴が少し独特です。東大工学部を卒業したあとに、東大大学院の総合文化研究科というところで博士課程を取っています。神里さんが実際に論説文で書いているように、

 

科学技術の暗部に関心 「倫理」の意識を得る

 こうして、高校生くらいまでの私は、電子工作、コンピューター、数学や化学が好きな、典型的な理系少年であった。将来の夢は当然、科学者かエンジニアになることだ。しかし同時に私は、科学技術の持つ、ほの暗い側面にも関心を持っていた。その理由は色々あると思うが、私の幼少期が、日本中で公害が大問題となっていた時代と重なっていることは、大きいだろう。小学校の図書館にも公害問題の本が並んでいて、その時代の子供たちはごく普通に読んでいた。

 

 引用元 

社会は科学や技術とどうつきあうか - 神里達博|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

 

根っからの理系でありながら、科学技術によって人間の営みがどう変わるのかという倫理的な側面にも着目しています。

 

 

例えば最近の新型コロナウイルスについてであれば、

 

まず「コロナウイルスが科学的に見て、どんなウイルスで何が脅威で、今後どういう推移が予想されるのか」という理系的な解説を述べたあとに、

 

コロナウイルスによって私たちの生活はどのように変わるのか、価値観はどう変容するだろうか、私たちは何を考えなければいけないのか」という文系的な考察を加えます。

 

この文系と理系を横断する広い知見が、読んでいて本当にためになります。理系的な解説中心の記事は面白みやリアリティに欠けますが、文系的な考察中心の記事だと科学的な根拠が薄くなるので説得力に欠けます。

 

神里さん自身は「どの分野にも精通していなくて、中途半端な自分が言うのは気が引けるが」みたいな但し書きを頻繁に入れて論説をします。その「自分は全く理解しきれているわけではない」という姿勢が学問に誠実に向き合っている感じがして、なおさら説得力を増しています。

 

その文系理系両方の視点から物事を見る視点が、とても参考になるのでぜひ読んでみてください。

 

自分の小ささを感じて、学問を修めたくなる、そういう論説です。

 

www.las.chiba-u.jp

 

3 ポール・クルーグマンニューヨークタイムズへの寄稿

 

ポール・クルーグマンアメリカの経済学者で、プリンストン大学の教授です。2018年にはノーベル経済学賞を受賞している偉大な経済学者です。

ja.wikipedia.org

 

ポール・クルーグマンニューヨークタイムズにコラムを寄稿しており、それの日本語訳が朝日新聞のオピニオン欄に掲載されています。

 

www.asahi.com

 

ノーベル経済学者なので、書いていることが理路整然としていて説得力があるのはもちろんですが、それよりも魅力的なのはそのコミカルな文体です。経済学者とは思えない流れるようなポップな文章。

 

例えば、ドナルド・トランプの大統領選挙当選を受けた2016年11月の寄稿では、こんなことを書いています。

 

理知的に正直に考えれば、だれもが不愉快な現実を直視しなければならない。つまり、トランプ政権は米国と世界に多大な損害を与えることになる。もちろん、私が間違っている可能性もある。トランプ氏は大統領になったらひょっとして、私たちがこれまで見てきた男とは見違えるのかもしれない。およそあり得ないとは思うが。

 

トランプ氏勝利で恐れおののく米国人へ クルーグマン氏:朝日新聞デジタル

 

「トランプの当選はとてもやっかいだ」と一言で言えてしまうことだけでも、これだけ面白おかしく皮肉たっぷりで書けるのはもはや文才です。経済学を修めているだけでなく、人に文章を読ませるコラムニストとしての才能もあるのですから本当にうらやましい。

 

かたくるしくなく、笑いながら読める経済学者の寄稿です。ぜひ。

 

 

4 高橋純子「多事奏論」

 

ja.wikipedia.org

 

「新聞社の『社説』や『コラム欄』を読めば、その新聞の本音がわかる」というのは池上彰さんも、「僕らが毎日やっている最強の読み方」で言っています。

 

高橋純子さんのこのコラムは、まさに朝日新聞の本音のように見える論説文です。

 

安倍政権の政策に対して疑問を呈し、不祥事を厳しく指摘します。コラムの中では、かなり語気が強めで、新聞社の事実を並べるだけの記事とはだいぶ違ったザ・コラムというような文章です。

 

個人的には自分の思うところと違うものはありますが、これだけの信念と情熱がこめられて自分は文章が書けるのだろうか、と。自分もこれだけの熱量をもって、文章が書けるようになりたいなと、そう思わされます。

 

首相や政権側からすると、こういったコラムを書く記者さんとか本当にやっかいな存在になっているんだろうな、と思います。朝日新聞らしさが前回になって出ているコラムですのでぜひ読んでみてください。

 

5 ヒャダイン「ヒャダ兄さんがノリノリで相談にノリますよ?」

 

堅いものが多くなったので、最後は朝日新聞ではなく、朝日中高生新聞のコーナーから1つ紹介します。ヒャダインさんが中高生からのお便りに対して回答する質問コーナー。中高生版「人生相談」です。

 

ちょっとおちゃらけたフラットな文章なのに、質問には核心をついてきます。人生相談とかって、なんだか上から目線のものが多いですよね。「君はこうすれば人生うまくいくでしょう」みたいな。ヒャダインさんにはそういう重苦しいものがありません。

 

「悩んでいるかもしれないけどそれって○○じゃないかな?大丈夫!」という感じ。軽く読めるけれども、回答は深くて染みるものがあります。ぜひ。

 

f:id:tanakanonikki:20200505145829p:plain

https://www.asagaku.com/chugaku/shimen/img/pdf/hyada2015.pdf

 

 

こちらのヒャダインさんへのインタビューなど面白いです。

www.huffingtonpost.jp

 

 

おわりに

 

他にもまだまだ面白い評論や論説文はあります。津田大介さんのインターネット論考、オピニオンで賛成反対意見を比較する企画「耕論」、鷲田清一さんの「折々のことば」などなど、紹介したいものはまだあります。

 

また朝日新聞に対しても疑う視点を忘れてはいけません。例えば、はじめに紹介した池上彰さんの寄稿の2014年ごろの連載中止騒動などです。ですが、朝日新聞はとても読みやすく、読者に親切な文章がたくさん読めます。僕は応援しています。その一貫した政権への厳しい目線を見習いつつも、大手の新聞社が言っているから正しいと信じ込まず、常に複数の情報源をもって物事を考えていきたいですね。

 

朝日新聞をあまり読まない人は、まずこの5つの寄稿がとても面白く読みやすいので、おすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

途中で紹介した池上彰さんの「僕らが毎日やっている最強の読み方」は要約記事も書いています。興味があればぜひ読んでみてください。

 

tanakanonikki.hateblo.jp

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

オードリー若林のエッセイは地球上すべての人見知りを救ってくれるおすすめ本です

人間関係がうまくいかずに「ああどうして私はこうもうまくやっていけないんだ…」「ああ、自分にもっとコミュニケ―ジョン能力があれば…」そうやって自分が嫌になってしまうことってありますよね。

 

今回はそんな人に向けてオードリー若林の本を紹介します。

 

 

若林正恭「社会人大学人見知り学部卒業見込み」

 

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)

この本は、人見知りで、超と言っていいほど人間関係が苦手な若林がなんとかして「人とのおつきあい」への苦手意識を克服していくエッセイです。人間関係に悩んでいる人はぜひ読んでみてください。

1 オードリー若林の連載「どいてもらっていいですか?」

 

「社会人大学人見知り学部卒業見込み」という本は、オードリー若林が雑誌「ダヴィンチ」に2010年から18年4月まで連載していた「どいてもらっていいですか?」というエッセイコーナーがまとまった単行本です。

 

natalie.mu

 

あらすじをAmazonのサイトから引用します。

 

若手芸人の下積み期間と呼ばれる長い長いモラトリアムを過ごしたぼくは、随分世間離れした人間になっていた―。スタバで「グランデ」と頼めない自意識、飲み屋で先輩に「さっきから手酌なんだけど!!」と怒られても納得できない社会との違和。遠回りをしながらも内面を見つめ変化に向き合い自分らしい道を模索する。芸人・オードリー若林の大人気エッセイ、単行本未収録100ページ以上を追加した完全版、ついに刊行!

 

あらすじからもわかるように、オードリー若林はデビュー当初、ザ・人間関係苦手芸人でした。長すぎる下積み期間を経ていたせいで社会経験をあまり積むことができず、肥大化した自意識、自信の喪失、ムダに高いプライドとコンプレックスだけを抱えていました。

芸人になった当初の若林の様子は本当にひどいものだったようで、共演したベッキーから「大学生がスタジオに迷いこんだのかと思った」と評されるほど。

 

連載初回のエッセイのテーマは「スタバでグランテが頼めない」。

 

スタバでグランテを「俺ごときが」頼んだら、絶対スタバの店員に「あいつは生意気だ」と思われるに違いない

 

…彼より人間関係が下手な人はいないのではないでしょうか(笑)

 

2 若林の成長

 

しかし、一方で、この過剰な被害妄想や、自分がどう思われているか気になってしまうこの描写は、人間関係が苦手な人からすると共感できるところもあるのではないでしょうか。

 

この本の強みはそこにあります。いわゆる人間関係がうまくいかない人に対して「こうすればいいんだよ」と上から教えを説くのではなく、若林自身が誰よりも人間関係が苦手であり、作者自身がコミュニケーション弱者に寄り添って一緒に進んでいく。これが他の会話術の本などと違う強みなのです。

 


スタバでグランテが頼めない、飲み会で上司にお酌をつげない重度の人見知り若林が、それをなんとか克服し、それなりの「おつきあい」ができるようになっていく、そのプロセスを8年間のエッセイ集をたどっていくことで追体験することができます。

 

 

3 若林のエッセイには「元人見知り」の等身大のメッセージが詰まっている



最終的にこのエッセイの連載は2018年に終了します。若林は連載最終回でこんなことを書きます。


「8年前は自分の中から湧き出るように文章を書くことができていたが、最近はそのように内から湧き出るものがなくなって書くのに苦労するようになった。文章が書けなくなったということは連載としては残念だが、俺が人間として成長したという風にも捉えられる。

社会のルールに対して、いちいち反発することなく素直に受け入れるようになった。お酌がつげない後輩に対しては「いいから黙ってお酌しとけばいいんだよ」と思うようになった。


彼自身が8年の社会人としての生活を経て、どのようにして「大人になった」のか、ぜひともその軌跡を読んでみてほしいです。きっと、あなたも一度はぶつかったあるあるの人間関係の悩みに若林もぶつかって、若林もそれをエッセイの形で愚痴っているはずです。

 



若林のこの本を読めば人間関係がうまくいくようになる、ということは残念ながらありません。しかし、あなたの悩みの根っこをたどれば、それは「自分が悩みたくない」ということではないでしょうか。それであれば、この若林の本はおすすめです。

 

 

人間関係がうまくいかないときの自分なりの心の区切りの付け方、他の人から感じる視線や、自意識への対処法、ネガティブにならない心の持ち方、肩の力の抜き方などは、人間関係が苦手な若林が自らの体験を踏まえ、その身をもって教えてくれます。

 

島田紳助トーク動画を見たり、 ウケる会話術!、話がとぎれない10のポイント!みたいな本を読む前に、いったん若林のこの本を読んでリラックスしたあとに、今の状況を見直してみてください。だいぶ状況は明るく見えるようになっているはずです。

 

人間関係で悩んでいる人、人見知りで悩んでいる人、うまく話せなくて悩んでいる人はぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)
 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

当ブログ「ダビデの日記」の概要、できること、代表的な記事などまとめ

こんにちは。

 

先日、当ブログ「ダビデの日記」を匿名から実名に切り替えることにしました。

 

twitter.com

 

僕をすでに知っている人へ向けた実名化に関する記事はこちら。

 

tanakanonikki.hateblo.jp

 

実名にすることでブログへの信用度が一定程度上がる(と期待している)ので、ここで僕を知らない人へ向けた「ダビデの日記」の概要、できること、代表的な記事、などをまとめていきます。

 

自分はそれなりに真面目に勉強と部活に取り組んで、つい最近大学に進学したばかりの人間です。記事で書けることの幅の狭さ、文章力の拙さについては自覚しています。

 

しかし、名出しをしてこのような記事を書くことで、これからの活動の幅が少しでも広がればいいな、という思いを込めて記事を書きました。

 

「私はこんなことをしてきました。」「こんなことを書けます」という自己紹介をします。よろしくお願いします。

 

 

 

1 当ブログ「ダビデの日記」の概要

 

このブログは2019年2月22日に開設しました。記事数は2020年5月現在、80記事程度。累計アクセスは10000PVほどのごく小規模な個人ブログです。

 

書いている僕は執筆時点(20200504)の現在は明治大学の2回生をやっています。

 

ブログの形態は雑記型で、記事のジャンルは小説・漫画・映画・筋トレ・ガジェット・ラグビー・その他お役立ちTipsなど、自分の書きたいことを書いています。自分が日々過ごしていて、これは便利だな、これはみんなにも知っておいてほしいな、と思ったものなどをブログに書いています。

 

2 自分の書けること、できること

 

・講演会など、人のお話を聞いて、記事にまとめることができます。

 

営業職の社会人の方の就活生向けの講演を聞いてその内容をまとめています。(記事を書いた後、「講演は非公式なもので、講演していただいた方の名前を伏せてほしい」との要望を受けたので、名前がわからないように一部伏字にしています。)

 

tanakanonikki.hateblo.jp

 

・10分~20分程度の動画の文字起こしをすることができます。

 

tanakanonikki.hateblo.jp

 

・大学の情報などを系統立ててまとめることができます

 

tanakanonikki.hateblo.jp

 

・ごくかんたんな記録を取ったり、グラフを書いたりすることができます

 

tanakanonikki.hateblo.jp

 

・本の要約をすることができます。

 

tanakanonikki.hateblo.jp

 

 ・商品のレビューをすることができます。

 

tanakanonikki.hateblo.jp

 

 

3 自分の得意分野、好きなことに関する記事

 

続いて、自分の得意分野のジャンルの記事やよくアクセスされる記事を紹介します。

 

ダビデの日記」で一番閲覧されているのはこちらの記事。

 

tanakanonikki.hateblo.jp

 

高校ラグビー全国大会(花園)についてのレビュー記事です。自分は中学高校とラグビーをやっていたので、ラグビーについて自分の持ちうる情熱と知識を総動員して、ラグビーを知らない人にもわかるように書きました。

 

県立浦和高等学校という埼玉の高校が、公立高校で、さらに進学校であるにも関わらず、全国大会で快進撃を果たしたことがいかにすごいことなのか。そして、県立浦和高校が私立の超強豪校「桐蔭学園」に対して繰り広げた試合について書いています。

 

 

 

続いては、僕個人の大学受験の不合格体験記です。

 

tanakanonikki.hateblo.jp

 

ただの大学生が書けることなんて、しょせん自分の経験した大学受験についてぐらいです。一般選抜入試に挑んで、早稲田落ち明治というありきたりなルートをたどった僕の率直な感想と反省を書いています。

 

Googleの検索窓で「早慶 英国社」と打ち込むと、一番上に表示されます。「早慶 日本史 数学」の検索ワードで9番目(ギリギリ1ページ目)に表示されます。

 

 

受験の不合格体験記についてはもう1つ記事を書いています。

 

tanakanonikki.hateblo.jp

 

こちらは「現役 私立文系」で検索すると3番目、「現役 早慶落ち」で検索で3番目に表示されます。(20200504 現在時点)

 

予備校サイトなどとは違った1個人の生の不合格体験記、というところが読者に受けているように思われます。

 

 

続いては小説のおすすめ記事。

 

tanakanonikki.hateblo.jp

 

tanakanonikki.hateblo.jp

 

tanakanonikki.hateblo.jp

 

 

いわゆる「小説 おすすめ」などの検索ワードで表示される記事はすでにたくさんあるため、今さら自分が書いてもニーズはありません。

 

ただ、自分自身が小説が好きでどうしても書きたかったので書かずにはいられませんでした。どれも熱を込めて書いたので、「ダビデの日記」の著者がどのような価値観をもつ人なのかがわかるという意味で紹介させていただきます。

 

 

 

ネタ枠として紹介するのはこの記事。

 

tanakanonikki.hateblo.jp

 

こちらもラグビーの記事になるのですが、こちらはラグビーの試合前に行われる民族舞踊「ハカ」を扱っています。

 

ラグビーWorld Cupで披露された全5種類のハカについて「学校の出し物として」披露するにはどれが一番優れているだろうか、ということを書いています。一風変わった切り口で書いたのが読者にウケているようです。

 

 

4 おわりに

 

当ブログ「ダビデの日記」の概要、自分のできること、代表的な記事、を紹介しました。以下のTwitterと紐づけているので、ご連絡などあればTwitterまでよろしくお願いします。

 

twitter.com

 

田中 智裕 (@tomo__1428_) | Twitter

 

https://twitter.com/tomo__1428_

 

 

ありがとうございました。