2019年5月 執筆
2020年1月25日 リライト
2021年4月26日 リライト
こんにちは。この記事はタイトル通りの受験体験記です。長くなってしまったので、要点だけ簡潔にまとめます。
・私は英語・国語・日本史の3科目受験で早稲田を目指しましたが、落ちて明治に来ました。負け惜しみの記事です。
・「数学をあきらめて日本史」という選択は早慶を目指すのであれば修羅の道となることを覚悟するべきでしょう。(MARCHは3科目でいけます。)
・日本史という科目は頑張りと根気のみが評価される修羅の世界です。努力ゲーの残酷さを覚悟したうえで日本史を選択しましょう。
・「数学が少しでもできるなら、諦めるべきではなかった」と英国社3科目受験で早稲田落ち明治の私は思います。
・指定校とか留学経験、AOの選択肢があなたにあるなら、全力で利用しにいくべきです。ここではあくまでそういった経験のない一般的な受験生を想定しています。
・2021年から入試制度が変わります。あなたが読んでいる時点でこの体験記とは状況が変わっている恐れがあります。内申点や日頃の成績、共通テストなども頑張ってください。。
このような内容となっております。ガチな後悔と反省をつづっているので、僕と同じような境遇の人に届いてほしい。
今、私立文系で受験を考え始めてるあなたに、頑張って早慶目指してみようかなと思い始めたあなた、ぜひ現役一般早稲田落ち明治のつづったこの記事を最後まで読んでよく考えてみてください。
それでは本編をどうぞ。
はじめに
Twitter民はぜんぜんわかってないのか、なんか知らんけど、MARCH文系は相当に難しいんですよ。英国社だと。逆に言うと、高校数学ができないペナルティは大変に高くつく、ということかもしれませんね。 https://t.co/4ajJkmUXKy
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2020年1月19日
Twitter民はぜんぜんわかってないのか、なんか知らんけど、MARCH文系は相当に難しいんですよ。英国社だと。逆に言うと、高校数学ができないペナルティは大変に高くつく、ということかもしれませんね。
英国社でMARCH文系受かって、かつ高校数学が人並みにできたら、北大とか九大とかの文系学部は余裕で受かりますね。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2020年1月19日
英国社でMARCH文系受かって、かつ高校数学が人並みにできたら、北大とか九大とかの文系学部は余裕で受かりますね
概ね、8割以上の日本国民が高校数学で脱落して、その8割の中での激戦の勝者が早慶文系で、次点がMARCHなわけよ。それはそれで、大変な競争なんだわ。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2020年1月19日
概ね、8割以上の日本国民が高校数学で脱落して、その8割の中での激戦の勝者が早慶文系で、次点がMARCHなわけよ。それはそれで、大変な競争なんだわ。
まあ、でも、チミたち高校数学できないよね。なんというか、高校数学だけ、積み重ねとか、必要な総演習量が格段に多いという。いやぁ、できないよね。できないよ。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2020年1月19日
まあ、でも、チミたち高校数学できないよね。なんというか、高校数学だけ、積み重ねとか、必要な総演習量が格段に多いという。いやぁ、できないよね。できないよ。
これは2019年冬の藤沢数希さんのツイートなのですが、早慶とMARCH文系についてこのように講評していました。
「MARCH文系は相当に難しいんですよ。英国社だと」
これは実際に(3科目だけど)ガチンコ一般受験をしてみてその通りだと感じました。TwitterだとMARCHでやっと人間みたいな風潮がありますが、MARCHでも立派な成績です。
ただその一方で受験をしてみて「一生懸命勉強してなんとか早稲田落ち明治程度にしかならなかった」という自己評価もしています。そしてその早稲田落ち明治のリアリティを今回はつづっていきます。
- はじめに
- 自己紹介
- March文系(英国社)は「普通に頑張れば」余裕。
- 早慶に、英国社(特に日本史)で入るのは修羅の道
- これらから伝えたい受験生へのメッセージ(受験編)
- これらから伝えたい受験生へのメッセージ(人生編)
自己紹介
最初に自分のポテンシャルについて述べます。高校の偏差値は、だいたい60くらいでした。言われたことが理解できて勉強もそこそこできて内職もたまにする。基本はふつうに授業聞いて学校内の定期テストはだいたい8割後半取れるくらい。
高2の1月くらいからなんとなく受験を考えだして、受験すると決めて本格的な勉強を始めたのは高3の6月とかでした
第一志望は早稲田大学。政治経済学部。経済学部系を志望していました。
で、結果として、早稲田の複数学部を受験し&全落ちしてMARCHのM、明治大学に通っています。
March文系(英国社)は「普通に頑張れば」余裕。
国語、英語、日本史の3科目で大学受験に挑み、結果的に明治大学に入学した僕に言わせれば「MARCHは余裕」です。
これはマウントとかではなく、シンプルな感想です。第一志望に落ちて自信は砕け散り、プライドの爆散した僕の感想として、MARCHは高3なったくらいから毎日8時間きちっと1年間勉強できれば余裕で全部受かります。
やるべき内容は具体的には
・英語
英単語帳(標準レベル)×1
文法の入門書×1
文法の問題集×1
・国語
標準的な漢字練習帳×1
古文の入門書×1
漢文の入門書×1
現代文の練習(人による)
・日本史
山川詳説日本史B&一問一答
・行きたい学部の過去問2,3年分
この内容を完璧に土台から間違えずに積み上げていけばMARCHはいけると思います。しかもたった三科目だけ。
理解できない数学や、うざったい物理や化学を全て回避できますし。それだけできればどんなに才能がなくても凡人でも大丈夫と考えれば、けっこう頑張れる範囲ではないでしょうか。
絶望的に歌が下手なオンチでも、別にキャッチボールがまともにできないほどの運動オンチでも、チビでもデブでも、毎日8時間×300daysだけで大丈夫。嗚呼なんて平等で努力が報われる素晴らしき世界。
自動車のホンダの創業者の本田宗一郎もこう言っています。
『自分の生き方を強いて言うなら「当たり前のことを当たり前にやる」ってことかな。』
当たり前のことを当たり前にやる。それだけです。当たり前のように「受験生として頑張る」を実行すればまずひどい結果にはならないでしょう。
早稲田に落ちて明治以下に受かった感想は「順当だな」でした。順当に努力が報われる。そう感じました。有名だとか、難関だとか、一流だとか、言われていますが、要は「当たり前のことを当たり前にやる」ことができた人が入れる。そんな感じがしました。
(ただここで難しいのはMARCHくらいに受かればいいかな、という気概で受けると、落ちてしまうということです。目標設定で逃げ腰に目標は高く、早慶上智あたりを目指すのがベストだと思います。)
早慶に、英国社(特に日本史)で入るのは修羅の道
MARCHに行くだけなら、バカ正直に頑張れば乗り切ることができます。ただ、そこから上への壁を僕は感じました。
(ここからは本当に負け惜しみだと思ってもらって構いません。でも、実際、ちゃんと人並みに受験勉強頑張って明治には受かったんですから、このくらい語ることは許されるはずです)
私立文系三科目受験の頂点は早慶文系学部になります。ここから、日本史のレベルがグンと上がります。
合格最低点と受験者平均点などを各科目で比較して、日本史がいかに激戦区かを説明しようと思ったのですが、私立文系で数学を捨てているのでデータを用いた論理的な説明はできませんでした。
ただ日本史の予備校講師15年のカリスマの駿台の先生の言葉で
「早稲田政経の日本史は、データを見ると受験者平均点と合格者平均点がほとんど変わらない」
「落ちてる人間と受かってる人間の差はたった一問が解けたかどうか」
「早慶の看板学部レベルになると、基本的な問題に全て答えられるのは当たり前で、みんながギリギリ解けない問題をいかに自分だけ解けるかがカギになる」
そんなことをおっしゃっていました。これでデータによる説明の代わりとさせてください(笑)。要するに、早慶に日本史で挑むなら、ほんのわずかなミスで落ちたり受かったりする神経戦になるということをわかっていただければ。
僕が実際に体感した難化の感覚を挙げます
・まず選択肢を増やして、正答率を下げようとしてきます
MARCH 次の4つの文章から正しいものを一つ選べ
早慶 次の6つの文章から正しいものを二つ選べ
・正誤問題はとくに正答率をなんとしても下げようとしてきます
MARCH 次の4つの記述の中から正しいものを1つ選びなさい
早慶 次の5つの記述の中から誤っているものを2つ選びなさい
・聞き方が乱暴になり、不親切になります。
MARCH 釈迦三尊像を保有している、聖徳太子が建造したとされる、斑鳩寺の別名を持つ寺の名前は何?
(A 法隆寺)
・問題文で与えられるヒントが限定され、聞くところがマニアックになります。
MARCH 高倉天皇の息子で、1221年に鎌倉幕府への反乱を図った天皇を答えよ
(A 後鳥羽上皇)
(A 隠岐島)
・家系図や、地図まで問題にできるものは全部問題にしてきます。
MARCH この空欄にあたる人物で、歌論書『新撰髄脳』私撰詩歌集『和漢朗詠集』などで有名な、平安中期に活躍した歌人のはどれ?
https://colorfl.net/fujiwaramichinagakakeizu/
天皇家、藤原家、源氏、平氏、徳川家の家系図を出題するのは受験日本史の定番中の定番です。
・明らかにこの先まったく覚えて漢字で書けるようになる必要性が感じられないものを、漢字で書かせてきます(かんやひょうこんす)
早慶 中国、清末に設立された製鉄事業を中心とする会社を漢字五文字で答えよ。
A 漢冶萍公司
・資料を丸暗記でもしていないと答えられない無茶苦茶な問題が散見されます
早慶 『日出づる処の天子,書を日没する処の天子に致す。恙無きや、云々』と。帝之を覧て悦ばず、AAAAAに謂ひて日く、『蛮夷の書、無礼なる者有らば、復た以て聞する勿れ』と」 http://chushingura.biz/p_nihonsi/siryo/0001_0050/0023.htm
A 鴻臚卿
(これを受験生に漢字で書かせようとした早稲田社学の狂気…)
実際の過去問通りというわけではありませんが、だいたいこんなイメージで早慶で問題のレベルが上がります。早慶の日本史は、かなり根性入れて、すべてを暗記する勢いで取り組んで、あらゆるフェイントと引っ掛けを回避していかないと点が取れないようになっているのです。
家系図は書き出せるようにしないといけないですし、有名史料は全文暗記。大日本帝国憲法の重要な条文なんかも、受験期には暗唱できるようにしました。憲法丸暗記って戦時中かよって。
MARCHまでの日本史はジャブを打ってたまーにバシーンとストレート打ってくるふつうのボクサーです。基礎を固めて、準備した対応をすれば、致命傷は負いません。ただ早慶の日本史は、ヤクザみたいなものです。リングにあがったと思ったら、目つぶし、ローキックなど外道を混ぜてきます。ポケットから拳銃を取り出して発砲してくることも。
そんなの戦うっていったってどうしようもないじゃんか、それに対応できるようになったとして、何になるんだ、と何度も嘆きたくなりました。
過去問を解いていて、面白くない。解けなくても正解を見て納得できない。そういうことが増えます。大学入試は「受からせるための問題」ではなく、「落とすための問題」だと気づかされるようになります。僕は早稲田の日本史を解いてみてそう感じました。負け惜しみですけど。(今思えば早稲田特有の対策を何度も重ねる必要があったのです)
間違えさせよう、コケさせよう、という意図を見破って最後までかわし続けられた人が生き残れます。
落ちたのは、そこでふるいにかけられてしまった僕の完全な実力不足です。何を言っても負け犬の遠吠えだということは間違いありません。でもやっぱり楽しくないんですよね、早慶の日本史。
早慶の英語や国語はまだ許せます。正解への筋道がどれもはっきりしていて、たとえ間違えても、「ああ、ここで論理展開を間違えたのか」と自省することができます。
しかし、日本史は違いました。過去問を解いていて、「そんなん知らんがな」「それ聞いてどうすんねん」みたいな問題が増えてくるのです。そういう問題解けるようになったところで、何も嬉しくないし、きちんと解けた時の納得感とか達成感のようなものがどんどん薄れていく。そういう世界でした。
数学にももちろんある程度の解法の暗記などの必要があることはわかっています。しかし、日本史の暗記は、本当に、暗記です。数学は暗記をしたあとに、自分で考えて答えを導き出す余地がありますが、日本史にはそれがありません。問題がどれだけマニアックになっても文句は言えず、知っているか知らないか、それだけで勝負が決します。
これらから伝えたい受験生へのメッセージ(受験編)
早慶を英国社で目指そうと思っている人に伝えたいのは、「数学を捨てるなら、背負わなければならない代償は重いぞ」ということです。
早慶に、社会科目、特に日本史を使って3科目で入ろうと考えている人は「自分はかなりわがままでいばらの道を突き進もうとしている」ということを自覚した方がいいです。
あなたにとって得意科目であるならば、それはほぼ間違いなくほかの人にとっても得意科目です。
「数学苦手や…」
「せや、早慶なら数学使わなくても三科目でいけるやんけ!」
「これならワイも頑張れる!」
それ、受験生の8割が考えるんです。「やった!楽な道見つけた!!」って、8割の人が思って、そこへと一斉に群がっているんです。いやなことから逃げて逃げて、自分の好きなことだけなら頑張れる!みたいな人たちばかりが集まっています。
そういう人たちと努力ゲーに持ち込まれるのはかなりきつい。
頑張ればいいだけ、という世界へと足を踏み入れたら、あとはひたすら進むしかありません。完全な根性ゲーになります。試験当日までにいかに多くの時間を費やしたか、で成績が決まります。
早慶看板学部に、英国社で入ってる人はだいたい、寝ている時間以外のすべての時間、日本史を暗記し続けるくらいの執念と根性があります。あなたにそういう根性、ありますか?腹くくれますか?受験当日までのすべてをコミットする覚悟がありますかという話です。
勉強すること自体が好きで好きでたまらなくて、日夜を問わず勉強できる人じゃないと無理っす。僕はそういう部類の人ではなかった。そんな根性はありませんでした。
・毎日ちゃんと9時間。休まず9時間。計画立てて淡々とこなし続ける。
・昼飯は固定。昼休憩は15分以内。
・移動時間は暗記カード。
・自由時間は寝る前の20分だけ
これが僕の精一杯でした。覚悟はあったつもりでしたが、あったつもりなだけでした。これは「普通に頑張っている」だけなんです。
・風呂場でも防水カバーつけて用語暗記
・朝5時起きでまず2時間勉強
・寝る直前まで勉強
このくらいやってるんでしょうね。もしくは独自の勉強法や対処法を編み出した人は別かもしれませんが、ずぶの素人が根性でやるならこのくらい必要なんじゃないでしょうか。(※追記 今思えば視野狭窄でした。その学部の出題範囲を確認してそこだけ集中的に効率よく勉強したり、過去問を10年とか解いてクセを掴むべきでした)
このツイートを見てください。これはUnivilife-FYDという大学生向けのツイートを多くしているTwitterアカウントなのですが、こんなものがあります。
東大・早稲田・慶應・明治の学生構成pic.twitter.com/e5e2FNdfgx
— Univlife-FYD (@daigaku_fyd) 2019年2月24日
英語、国語、社会の三科目で一般選抜入試で早慶を目指すということは、早稲田第一志望、慶應第一志望、のこの枠に入り込むことを目指すことを意味します。
全体から見たらかなり狭き門で、少数派であることがわかりますよね。
早慶に入る人は、数学や理科系の科目もちゃんと頑張って、さらに上位の国立大を目指した人たちが、惜しくも入れずに流れてくるものなのです。早慶が第一志望なんていう志が低く、視野の狭い人間は少数しかお呼びではないんです。
早慶に第一志望で入れる人間なんて本当にわずかです。あなたはここに入り込もうとしてるのです。最低でも早慶に受かりたいのであれば、東大や上位国立大を第一志望にするのが妥当です。英国社で早慶に入ってやろうなんて傲慢も甚だしい。
でも、こんなに苦労してるのは、そもそも数学を捨てたからなんです。嫌なことから逃げずにそれなりに取り組むことができれば、もっと苦労はせずに済んだのかもしれません。
3教科だけでなく、5教科7科目できれば、それぞれの完成度はもっと低くてもよかったかもしれない。失敗しても他の教科でカバーできたのかもしれない。シンプルに覚悟と努力が足りなかったことももちろんなんですが、そういう風に反省することもできるのです。
できる幅は広ければ広いほどいい。僕は「残り1年しかない。今からやるなら社会じゃなきゃ追いつけない」と焦ってしまいました。まあまあ頑張れていた数学を受験で利用することをあきらめてしまいました。
数学を捨てたのは後悔はしてないけど、もったいなかったと思います。
これらから伝えたい受験生へのメッセージ(人生編)
これらの経験を、もう少し高い視点から見ると「自分が簡単にできるものはみんなだってかんたんにできる」ということになるのではないでしょうか。つまり、レッドオーシャンに飛び込むことの危険性です。それを僕は学びました。
自分が楽に進める道を選んだとしても、その道はほかの人だって同様に選んで進んできます。そうするとはじめは楽だと思っていた道でも、結果的にはどんどん競争率が高くなって気づいたら修羅の道になっているのです。
人が面倒くさがって倦厭してしまうような道を、嫌がらずに淡々と進めることが却って近道となることだってあるのです。受験の場合であれば、それが日本史と数学の関係でした。
だから、今後の人生で、「とても進みやすそうで、みんなが群がっている道」と、「一見たいへんそうに見えて誰も進んでいない道」の二つの選択肢を前にしたときに、、、、どちらを選ぶのが最善なのか、よくよく考えるようにしましょうね。本当に。、、、自戒を込めて(笑)
僕はベストを尽くしました。自分の尽くせるベストを尽くしました。あの頃の自分には、あれしか選択肢がないと思っていました。でも、もっと視野を広げて考えてみたら、道はほかにもあったんじゃないか、そういう風にも今は感じています。
そして、そうやって得た学びを、同じ轍をもう踏まないように、今後の人生に活かしていきたいんなあとか、思っているのです。
最後に言いたいことをまとめますね。
(ス~ッ)(息を吸い込んで)受験生は苦労したくなかったら、
英語と数学はちゃんとやっとけ
ps 今回は受験生や受験を経験した人たちに向けて記事を書きました。しかし、大学受験は僕にとってはもう終わったことです。後悔はしていません。きっと今あの瞬間に戻っても、僕はあれ以上頑張れる自信がありません。あの頃は心が今にもパンクしそうで、心のスイッチを切って、毎日決められた通りにこなしていくだけで精一杯でした。自分のベストは尽くしました。後悔はありません。
それなのに明治大学の食堂では、いまだに早稲田に落ちた慶應に落ちた、もうちょっとだった。あの問題はおかしい。そんな話がいまだに聞こえてきます。もう12月。受験が終わって8カ月も経っているのですよ。(執筆時点)
もちろん共通の会話のネタとして受験はとても話しやすいテーマです。全く話してはいけないわけではありません。しかし、もう終わったことを振り返っても仕方ない。自分を誇り、胸を張って、得た学歴を、経験を、能力を、どう今後に活かすかを考えて行動する。それだけです。
受験生はぜひとも悔いのないように、あらゆる手段と力を振り絞って頑張ってください。応援してます。
ありきたりな名言ではありますが、スヌーピーの名言を置いて終わりとします。
You play with the cards you’re dealt …whatever that means.
(配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ。)
そして記事を書いて2年経った今、この記事を読み返してみました。痛々しい文章です。リライトしてイキってる部分を少しリライトしました。
そうして僕はいま、早稲田に落ちた悔しさをバネにして明治大学の学生向けTwitterを始めてフォロワー6000人にまで成長させました。学生生活はとても充実しています。
受験が終わってからも人生は続きます。これを偶然読んだ受験生のあなたが少しでも勇気づけられて、俺も頑張ろうって思ってくれていれば幸いです。
ありがとうございました。