■楽天2人目の社員 本城慎之介(1996年~2000年)
本城は就活や学生の日常を面白おかしく語る『就職戦線異状ありまくり』というサイトを始めて、大学生の間で人気を博していた。 サイト名は、その当時公開されていた織田裕二主演の映画『就職戦線異状なし』に引っかけたものだった。
【楽天創業メンバー6人】
①三木谷浩史
②本城慎之介…慶應SFCの院生。
③増田和悦…本城の「就職戦線異状ありまくり」のメーリングリストで繋がった安武弘晃の紹介で入ったエンジニア。
④杉原章郎…慶應SFCで「日本のインターネットの父」村井純に師事→ベンチャー起業→楽天入社
⑤小林正忠…慶應→大日本印刷→杉原のベンチャー企業に入社→楽天入社
⑥三木谷晴子
■山田進太郎
早稲田リンクス(2000年)
創設者の尾上友男 早稲田→日本経済新聞社
2代目の稲井創一 早稲田→TBS
3代目の山田進太郎
サラリーマンもダメ、小説家もダメ、起業家もダメ・・・・・・。
生き急ぐように進むべき道を探しあぐねる山田が出会ったのが、早稲田リンクスという
発足したばかりのサークルだった。1996年に設立された大学の公認団体で「早稲田の
交差点」を掲げ、当時はまだ一部の学生が使う程度だったインターネットによる大学の情報発信を行っていた。
このサークルの発起人が冒頭の尾上友男だ。ただ、早稲田リンクスの活動が始まったのが1996年10月で、尾上は半年後に卒業する。代わって初代幹事長に就いたのが創設メンバーの一人で、尾上より1学年下の稲井創一だった。
稲井のもとに、大学1年生にしてすでに数々の夢が破れた山田進太郎がやって来た。
「山田君の第一印象? いや、正直、覚えていない。20人くらいが入ってきたけど、彼を
認識するのに時間がかかったくらいだから。 一緒に旅行に行ったり僕の家に遊びに来たりもしたけど、いつもニコニコしていた印象くらいかなぁ」
やはり、ここでも目立たない学生だったようだ。
早稲田リンクスはサイトに人を集めるために各学部の休講情報のようなお役立ち情報の発信から、「探せ学内美人!」といった軟派系のコンテンツもあれば、「政治改革を問う」のような硬派な論壇を立ち上げたりと、多種多様な話題を発信していくようになった。
サークル内では自然とメディア志望者が多くなったが、一方でインターネットその技術論や利用法に関心を持つ「インターネット組」が存在した。稲井は後に日本経済新聞の記者となり、尾上もTBSへと就職していったマスコミ組。
かたや山田はインターネット組だ。後述するが、フリーランスのプログラマーとしても活動していた山田は先輩の目から見ても、とにかく技術に強かったという。山田は教育学部卒だが、稲井は「つい最近まで理工学部の出身だと思っていた」と言う。
2007年ごろウノウ
2013年ごろメルカリ
舛田淳 - Jun Masuda
1996年 早稲田大学社会科学部入学
※早稲田大学放送研究会に所属し、早稲田リンクスの山田進太郎を見ていた
2000年 フリーでコンテンツプランナー活動
IT専門シンクタンクで研究員
2007年 Baidu(百度)Japan立ち上げに参画 取締役
2008年 NAVER Japan入社 NAVER立ち上げ
2012年 NHN Japan執行役員(Livedoorと経営統合)
NAVER・livedoor・LINEを統括
2013年 LINE執行役員CMO(LINEに社名変更)
尾上 友男 tomoo ONOUE
GMFキャリア代表
早稲田大学商学部卒、同大学院卒。株式会社東京放送(TBS)で宣伝、番組制作、デジタルメディア開発などを経て1DAYインターンシップの企画、面接担当など。2003年よりマスコミ他大手企業志望者向けメンタリングを開始。これまで700名を超える就活生を指導し、200名以上のマスコミ・大手企業の第一志望内定者を育成。
■慶應義塾大学 SFCCLIP(2000年~2004年
千原啓
2003年3月慶應義塾大学卒業後、ヤフー株式会社社長室を経て、
2005年10月グリー株式会社に入社。株式上場準備、事業計画策定等の経営企画業務、アライアンスおよび事業開発業務を担当。
現在は、政策企画部長のほか、情報セキュリティ部長を兼任
■アソビュー 山野 智久(2004年~2007年)
明治大学法学部卒。
大学在学中に千葉県柏市で累計30万部のフリーペーパーを主宰。
新卒で株式会社リクルートに入社後、
2011年アソビュー株式会社創業。
観光庁アドバイザリーボードなど中央省庁・自治体の各種委員を歴任。
■PARTNER 加藤 晃央(2006年)
フリーペーパー「PARTNER」は、現役美大生が制作する美大生向けメディアです。
現役美大生が運営の中心となり2007年4月に創刊、
2015年には美大・芸大向け情報サイトの「PARTNER WEB」がリリースされました。
PARTNERの強みは、「制作力」と「美大生特化」で、代表の加藤 晃央(かとう あきおう)氏は、武蔵野美術大学在学中の4年次に株式会社モーフィングを創業しました。
1983年、長野県生まれ。
2006年、武蔵野美術大学4年在学時に起業し株式会社モーフィングを設立。
2007年、クリエイティブチームである株式会社TYMOTE立ち上げに参画。
2013年、同世代のフリーランス化や独立起業の流れの中、個が集結できる場所としてクリエイティブアソシエーションCEKAI / 世界株式会社を設立。
2018年、クリエイターのためのコレクティブスタジオ「村世界」を開村。クリエイターの可能性を高め、繋げ、拡張させることをミッションとし究極の裏方を目指す。
■Baseconnect 國重侑輝(2009年) 立命館大学の学生向けメディア
2009年入学
2014年卒業
学生時代に学生向けのポータルサイトCampusを創業、
教科書のシェアリングサイト
美学生図鑑を創業
学生向けのwebサービスを作る
2019年 BaseConnect創業 Musubu
■タダコピ 愛甲大(2009年~2013年)Students Mag
慶應義塾大学経済学部卒業後、
大学生向け無料コピーサービス「タダコピ」を展開する
株式会社オーシャナイズに入社。
地方創生の活動へ
菅澤 聡さん
株式会社オーシャナイズ 代表取締役社長
1984年東京都生まれ。2003年慶應義塾大学経済学部に進学。2005年大学3年時に『新しいOceanを創る』という想いを胸に、株式会社オーシャナイズ(英文表記:Oceanize,inc.)を設立
■大学生向け時間割アプリ 鶴田浩之氏(2011年~2015年)
Labit(本のメルカリ)、すごい時間割の創業者
1991年長崎県諫早市生まれ。
13歳(2004年)に初めてプログラミングに触れる
2011年 在学中に20歳で株式会社Labitを創業。
大学生向けのスケジュール管理サービス「すごい時間割」を開発、
2014年にリクルートキャリアへ事業売却。
2014年、Labitの100%子会社として「株式会社ゲームエイト」を設立。
月間1億PVのメディアに成長させ株式会社Gunosyに保有株式を売却。
2016年慶應義塾大学環境情報学部卒。
2016年6月、渋谷・道玄坂に書店「BOOK LAB TOKYO」をプロデュース。
2016年8月、本に特化した日本初のバーコード出品フリマアプリ「ブクマ!」を開発
2017年に開発チームとともにIPO前のメルカリに参画し、グループ会社執行役員に就任。
メルカリにおいて、スポーツや習い事・語学・プログラミングなどスキルx教育領域のCtoCサービス「teacha」(ティーチャ) を企画、開発、PMとしてプロデュース。
2019年、10年後・20年後を見据えた教育事業を手掛けるため、株式会社LABOT設立。プライベートでは2019年9月に第一子が誕生。
■natee 小島領剣 - Ryoken Kojima(2014年~2016年)
大学時代に高校生向けの啓蒙メディア
早稲田大学卒業(学生起業失敗)
2016年 ビズリーチにエンジニアで新卒入社
2018年 TikTokインフルエンサー事務所・広告代理店で起業
2022年 GMOグループの広告代理店と資本提携
東大→NPO
・UT-BASE(2020年~2022年)
鈴木大雅
都立西高校→2浪して東大経済→新卒キャディ
■塾生情報局(2016年~2024年)
澤木武志
慶應→BLAM、弁護士ドットコムでインターン→学生起業
外資系BtoBのIT製品の日本上陸マーケティング支援。SEOコンサル
■大学生向けブロガー(2018年~2022年)
慶應→三井物産→起業
■慶應筋肉図鑑(2018年~2020年)
武井勝哉
慶應→学生起業→歯医者→失踪
■明治大学情報局(2019年1月~
大塚匡広さん
明治→ソフトバンク
菅澤さん
明治→MARCH向けオンライン塾で起業
■早稲田大学メディア
・つーつーおーる!(2016年~2019年)
鈴木雅史さん
・じーおくん(2019年~2021年)
矢木悠太郎
早稲田→サウナ不動産
TY
早稲田→学生起業→デベロッパー
孫辰弘
早稲田→AO・指定校推薦向けオンライン塾
・早大情報局(2022年~2024年)
谷内拳
早稲田→VALXでインターン→起業
■明大メディア(2019年10月~
田中
明治→オプト→??
■UTmap
東大 コンサル・金融の東大生就活で起業
■ぶんぶん 慶應
■コメディア
岡田元
金沢大学医学部在学。愛知県名古屋市出身。
■ガクセイ基地
小倉圭司
楽天
カイゼンプラットフォーム
リクルート
https://hotozero.com/topic/daigaku_webmagazine/
■Mycampus
大前昇太郎