池上彰と佐藤優の情報収集術の本が良かったので、内容をまとめました。

こんにちは。

 

このページは↓の本で役に立った情報をピックアップしています。

 

 

 この本は池上彰さんと佐藤優さんの情報収集術がまとまった本です。この本で新聞、書籍、雑誌、ネットなどあらゆるメディアの活用の仕方がわかります。

 

 

このページを見る人はたぶんほとんどTwitter経由でしょう。

 

 

Twitterは膨大な情報を集めることができる便利なツールです。

 

でも、

 

「あれ?もう2時間経ってんの!?」

 

「しかもなんも覚えてねぇ・・・」

 

「時間無駄づかいしちゃったかも・・・」

 

こうなりがちですよね。

 

 

そのようなデジタルに日常的に接する人に、この本はおすすめです!

 

 

対談形式の本なので、横道にそれているように思えた内容はカットし、大事なところだけまとめました!

 

 

どうぞ!

 

 

備考

 

 ※以下、自分の言葉を差し込むときは青色にします。

 

※敬称略させていただきます。

 

 

 

 

概説

 

新聞と書籍の区別

 

新聞は世の中を「知る」ためのツール

 

書籍は世の中を「理解する」ためのツール

 

 

 

だから毎日どんなにたくさん新聞に目を通しても深い理解は得られない。書籍を読むことによって知識の土台が築かれ、新聞を読むときの理解がより深まる。

 

 

 

新聞の読み方

 

一紙だけでなく、必ず二つ以上読もう。

 

安倍政権に好意的 → 産経、読売、日経

安倍政権に批判的 → 朝日、毎日、東京

 

「好きなもの一紙と、それと反対側に位置するものを一紙」がおすすめ。

 

流し読みで、目についたものを読もう。

 

新聞の「変化」

 

やっぱりプロのお二人の目でみても、全国紙レベルで客観報道の姿勢が揺らいでるように見えるそうです。

 

その違和感を感じ始めたのは

 

池上さんは2014年1月末のNHKの籾井会長の就任会見「政府が右というものを左というわけにはいかない」

 

佐藤さんは2013年12月の安倍首相の靖国神社参拝

 

このあたりで各社の「色」が分かれ始めたように感じたそうです。時期がお二人でリンクしているあたりリアリティがありますね。

 

雑誌の読み方

 

あんまり役に立たなそうなので省きます。「基本娯楽と思って読みましょう」「理解が深まるというよりも、視野が広がります」的なものが多かったです。

 

 

週刊誌(週刊○○系)

経済誌ビジネス誌東洋経済日経ビジネス、ダイヤモンドなど)

月刊誌(文芸春秋など)

 国際情報誌

専門誌

雑誌の選び方

雑誌の読み方

 

目次はこんな感じでした。

 

あ、ここ役に立ちそうなので書きます。

 

 

国際情報誌 フォーリン・アフェアーズ・リポート (池上推し)

 

アメリカの立場や外交政策について知るのにとても適した媒体。アメリカ外交がわかれば国際情勢は8割わかる

 

 

 

専門誌 「失敗の本質」 池上推し)

 

日本の組織の特徴をよくとらえていて、現代の官僚、役所は、昔の日本の軍隊からほとんど変わっていないことがよくわかる。

 

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

 

 

 

ネットの使い方

 

玉石混交だけど、ほとんど「石」。効率が悪く、実は上級者向け。

 

過激なタイトルで内容が薄いものが多い。また、自分の好きな意見ばかりが表示されるため、偏見が助長されやすい。

 

が、便利ではある。危険性を理解したうえで、その中でもおすすめのサイトは

 

NHKオンライン 速報性が◎

www.nhk.or.jp

東洋経済オンライン 質の高い分析が多い

toyokeizai.net

ハフィントンポスト アメリカのリベラル系サイト

https://www.huffingtonpost.jp

 

 

ただし

 

Google検索 意外と効率が悪い。特にWikipediaは信ぴょう性に問題あり。

 

ヤフーニュース 芸能・ゴシップばかり見がち。基本娯楽と思え。

news.yahoo.co.jp

 

 

SNS

 

デメリット

時間の浪費、そして見た情報がほとんど記憶に残らない。インプットする時間を削られる。

 

 

メリット

アウトプットに適する。書くことで自分の理解が深まる。ただし内輪受けのネタではなく、正しい日本語でだれが読んでもわかりやすい文章を書こう

 

 

依存症に注意。一日一時間はネットを断って質の高いインプットをする時間を作ろう。

 

 

おすすめサイト

 

 

外務省

外務省ホームページ(日本語):トップページ

 

首相官邸

首相官邸ホームページ

 

フィナンシャルタイムス

http:// https://www.ft.com/

 

フォーリン・アフェアーズ・リポート

 ※雑誌の定期購読をしないとネット版は見られない

www.foreignaffairsj.co.jp


ウォールストリートジャーナル日本版

jp.wsj.com

 

人民網 中国共産党の機関紙「人民日報」のネット版

j.people.com.cn

 

以下の4つはそこまで大事じゃなさそうですが、ちょっと覗いてみたら面白いかも。北朝鮮が日本語のサイト作ってるの笑えますね。

 

 

朝鮮日報 韓国最大の媒体

 

www.chosunonline.com

中央日報 韓国の大手媒体

 https://japanese.joins.com/

 

ネナラ 北朝鮮の事実上のホームページ

 

www.naenara.com.kp

ParsToday イランのニュースサイト。中東情勢など。

 

parstoday.com

テレビ、映画、ドラマなどの使い方

 

(箸休め)

テレビ

 

基本的に出るものであって見るものではない(池上談)

 

言ってしまった(笑)。やっぱりテレビは娯楽なので、なるべく時間を費やさないようにしたいですね。

 

ドラマ

 

教養というより、息抜きとしてはいい

 

dTVやHULUを愛用(佐藤談)

 

映画

 

それぞれが面白いと言っていたものを一つずつ挙げときます。

 

佐藤 「人のセックスを笑うな

 

池上 「シンゴジラ

 

書籍の読み方

 

ニュースの意味を理解するためには、書籍で基礎知識を固める必要がある。というか、基礎知識は書籍でしか身につかない。基礎を身につけるのは大変だが、この作業をやるかどうかがのちに大きな差を生む。

 

 

本を選ぶ際はリアルの書店に行くほうがいい。ネットよりもはるかに網羅、俯瞰できる。書店員の知識や巻かれた帯の情報を最大限利用しよう。

 

 

どのジャンルでも全てのベースになる基本書、「タネ本」がある。これはせいぜい2,3冊。これを見つけるコツは「とにかくたくさん買う」こと。高いと思うかもしれないが、情報量、信ぴょう性を鑑みれば、ぜんぜん「安い」。迷ったら買おう。

 

 

古典

 

 

 古典を読んでいると、読んでいない人に「読んでいないあなたが悪い」と言える。相手に対して優位に立てる、これが強み。難解な本を丁寧に読み込むことで論理的思考力を鍛えられる

 

 

 佐藤おすすめの古典4つ

 

 

1 善の研究

 

善の研究 (岩波文庫)

善の研究 (岩波文庫)

 

 

2 存在と時間

 

存在と時間〈上〉 (ちくま学芸文庫)

存在と時間〈上〉 (ちくま学芸文庫)

 

 

3 資本論

 

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

 

 

4 精神現象学

 

 

精神現象学

精神現象学

 

 

池上彰 (雑誌のCREAに連載していた「世界を動かした10冊の本」から)

 

1 アンネの日記

 

増補新訂版 アンネの日記 (文春文庫)

増補新訂版 アンネの日記 (文春文庫)

 

 

2 聖書

 

(見つからなかったのでリンクは省略)

 

3 コーラン

 

コーラン 上 (岩波文庫 青 813-1)

コーラン 上 (岩波文庫 青 813-1)

 

 

4 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

 

 

 5 資本論

 

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

 

 

6 イスラーム原理主義の道しるべ

 

イスラーム原理主義の「道しるべ」

イスラーム原理主義の「道しるべ」

 

 

7 沈黙の春

 

沈黙の春 (新潮文庫)

沈黙の春 (新潮文庫)

 

 

8 種の起源

 

種の起源(上) (光文社古典新訳文庫)

種の起源(上) (光文社古典新訳文庫)

 

 

9 雇用利子および貨幣の一般理論

 

雇用、利子および貨幣の一般理論〈上〉 (岩波文庫)

雇用、利子および貨幣の一般理論〈上〉 (岩波文庫)

 

 

 

10 資本主義と自由

 

資本主義と自由 (日経BPクラシックス)

資本主義と自由 (日経BPクラシックス)

 

 

わかりにくければ入門書を利用しよう。時間を節約して、大まかな内容をつかもう。

 

 

旧約聖書を知っていますか

 

旧約聖書を知っていますか (新潮文庫)

旧約聖書を知っていますか (新潮文庫)

 

 

新約聖書を知っていますか

 

新約聖書を知っていますか (新潮文庫)

新約聖書を知っていますか (新潮文庫)

 

 

 コーランを知っていますか

 

コーランを知っていますか (新潮文庫)

コーランを知っていますか (新潮文庫)

 

 

 やさしいダンテ

 

やさしいダンテ<神曲> (角川文庫)

やさしいダンテ<神曲> (角川文庫)

 

 

効率的な読書のため本を仕分けよう

 

娯楽で読む本は好きにすればいい

 

下記は勉強や仕事で読みたい人向け

 

佐藤流

 

 ステップ1

 

「現時点で理解できる」

→普通に読む

 

「理解できない」

→次へ

 

ステップ2 (理解できない本)

 

デタラメ本

→排除。いくら読んだところで実にならない。

 

知識の積み重ねが必要な本

→次章参照

 

池上流

 

本を二つに分ける

 

「奴隷の本」

→線を引く、ページの端を折るなど徹底的に使い込む

「お姫様の本」

→愛蔵書として大切に扱う

 

A4 のコピー用紙の裏紙を四つ折りにして挟んでおき、気になる文章や思ったことをメモするとよい。

 

 

 

 

読書ノートがおすすめ。書名、著者名、読んだ日付、一言感想をメモする。あとで振り返ったときにすぐに思い出せる。

 

 

 

 

読書のためには酒断ちとネット断ちが必要。お酒は人づきあい上有効だが、読書するならある程度セーブするべき。

 

 

 

通勤時間は大事な読書時間。飛行機は気圧の変化があり、読書に適さない。新幹線がおすすめ。

 

電子書籍

 

ネットサーフィンの誘惑を断つために、キンドルなどの電子書籍専用端末をおすすめ。

 

佐藤優おすすめの「電子書籍でしか読めない本」

 

泉鏡花 現代語訳集3 天守物語

 

月刊日本のバックナンバー 鳥飼玖美子 世界に通じる英語教育とは

 

 

教科書、学習参考書の読み方

 

教科書は次世代を担う若者が知っていなければならない知識や思考法が詰まっている。「すぐに役に立つことはすぐに役に立たなくなる」という小泉信三の言葉もある。基礎を固めよう。

 

ニュースの基礎知識は中学校の「公民」の教科書で。当時はつまらなかった授業も、今読み返すとためになる。

 

 

もしくはこれがおすすめ↓

 

小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける

 

 

 

 

歴史は日本史A世界史Aの教科書が良い。日本史B、世界史Bの教科書は受験用に情報の羅列になってしまっている。基本と大まかな流れをつかみ、その後自分が興味をもった箇所を掘り下げる。

 

 

 日本史A

日本史A 改訂版 [日A311] 山川出版 文部科学省検定済教科書

日本史A 改訂版 [日A311] 山川出版 文部科学省検定済教科書

 

 

 世界史A

高等学校 改訂版 世界史A [183第一/世A317] 文部科学省検定済教科書

高等学校 改訂版 世界史A [183第一/世A317] 文部科学省検定済教科書

 

 

 いっきに学び直す日本史 

いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編
 

 

 

 山川の用語集→世界のエリート層相手でも確実に通用する

日本史用語集 改訂版 A・B共用

日本史用語集 改訂版 A・B共用

 

 

 

 

大学への世界史の要点 (大学へのシリーズ)

大学への世界史の要点 (大学へのシリーズ)

 

 

 英語の勉強の仕方

 

そこまで重要そうではなかったので省略

 

英単語を学ぶなら システム英単語がおすすめ(佐藤)

システム英単語 (駿台受験シリーズ)

システム英単語 (駿台受験シリーズ)

 

 

語学学習のポイント

 

モチベーション

時間

お金

 

具体的な目標(TOEICなど)を立てることが大事。教養のためだと思っても絶対身につかない。

 

特別付録 人から情報を得る「7つの極意」

 

1 斜めの人間関係を重視する

 

競争、利害関係のない人とのつながりがあると、意外と有力な情報が手に入る

 

 

2 初々しさを出していい聞き手となる

 

「だれから」情報を得るかだけでなく「どうやって」情報を得るかも大切

 

 

3 数年上の先輩に「白い勉強」と「黒い勉強」を教えてもらう

 

メモの取り方、人との接し方、電報の打ち方、語学の勉強の仕方などが「白い勉強」

 

はっきり突き詰めてはいけないトラブル処理の仕方などが「黒い勉強」

 

 

4 人の話を聞くときは「緩やかな演繹法」でのぞむ

 

きっちり下調べをしつつも、人の話を聞くときは自分の立てた仮設にこだわりすぎず、柔軟に修正する。

 

 

5 複数の「しゃべる人」の断片情報をつなぎ合わせる

 

人は「自分の組織の話はしなくてもほかの組織の話はする」もの。歩き回って複数の人から情報をもらいつつ、裏を取る。

 

 

6 セミナー、講演会、異業種交流会を上手に活用する

 

書籍から得られる情報同様に人から得られる情報も大切。

 

人脈には「種をまく時期」「収穫期」の2段階がある。目安としては、20代はひたすら人脈を広げ、30代半ばから収穫期に入る。

 

厳しいようだが、組織の上位に入っていけるのはせいぜい2割。収穫期に入れない人は別のスタイルを探したほうがいい。

 

 

7 飲み会だ仕入れた情報は、翌日「知らないふり」をする

 

酒で口が軽くなる人は多い。飲み会は他人の貴重な情報を聞き出す絶好の場。くれぐれも飲み会の翌日に本人に確認しないこと。相手の口の軽さを指摘すると警戒されて、以降有力な情報が得られなくなる。信頼関係が大切だ。

 

 

 

 

 

まとめ

 

この本は二人の知のプロフェッショナルの情報収集術が存分に詰まっていました。

 

 

最後にあなたも今からでもできる内容をもう一度。(僕がやろうと思ったことを並べます。)

 

 

Twitterで「記憶に残らなそうなもの」のフォローを減らす。

 

本は線を引きながら読み、コピー用紙を挟んで要点をメモ。

 

佐藤優の4冊と池上彰の「世界を変えた10冊の本」を読む

 

ブログに感想、要点をまとめることで内容の記憶定着。また正しい日本語で書く練習をする。

 

 

もっと詳しく知りたい人向けにリンクをもう一度貼っておきます。

 

 

 

 

佐藤優さん、池上彰さん、素敵な本をありがとうございました。

 

 

以上です。

 

 

ありがとうございました。