2019年10月2日 執筆
2019年11月 追記 術後1か月
2020年10月 追記 術後1年
2021年1月 追記 術後2年
2023年1月 追記 術後3年
こんにちは。田中(@tomo__1428_)です。
「レーシックに興味あるけど…やったら実際どんな感じになるの?」
「失敗のリスクや後遺症はある?」
「どれくらいお金かかった?」
今回はこのようなレーシックに対する疑問に答えていきます。
僕は2019年の9月に、東京、有楽町にある品川近視クリニックにてレーシック手術を受けてきました。
レーシック以前までの僕の状況はこんな感じ。
・小学4年生でメガネデビュー
・高校1年生からコンタクトを着用
・大学1年生(18歳)でレーシック
・レーシック直前の僕の視力は左右0.03ほど。
・コンタクトレンズは両目でD-2.5(視力換算で0.1~0.2の間)のものを使っていました。
・しっかり近視の部類で、教室で真ん中より後ろので黒板がギリギリ見えないくらいでした。
レーシックは18歳から受けることができるので、僕は18歳になってすぐにレーシックをしました。
今回はレーシックを受けるまでに考えたこと、体験談、経験者としてのおすすめできるポイントを詳しく記していきます。
受けた病院は品川近視クリニック東京院。レーシック手術では日本で一番大手の病院です。
これからレーシックをしようと思っている人はぜひ参考にしてください。
- レーシックをしようと思ったきっかけ
- レーシックの失敗の恐れについて
- レーシックをやると決めてから、施術まで
- 当日の流れ
- レーシックかICLか
- 予算について。最安メニュー~30万。
- 当日の様子
- 術後4日目~1か月の経過
- 1か月以降
- 現在(術後一年)
- 術後2年経過
- 術後3年経過
- レーシックのまとめ
レーシックをしようと思ったきっかけ
レーシックを受けようと思った理由は2つです。一つ目は見た目へのコンプレックス、2つ目はメガネ・コンタクトの着脱がめんどうくさかったからです。
一つ目は見た目に対するコンプレックスがあったから。
メガネを付けていると実際の性格以上に真面目に見られてしまう、そんな感覚が僕にはあります。いわゆる「メガネキャラ」扱いになってしまいます。
僕は「メガネキャラ」の自分がいやでした。メガネをつけると意図せず人格がメガネに浸食されていって、控えめでまじめな言動をしてしまう気がしました。
そのコンプレックスを解消するためにまずレーシックが必要でした。
2つ目はシンプルにメガネ・コンタクトがめんどうくさいから。
まず起きるとき寝るときにメガネを付け外しするのが面倒です。
また長時間つけていると目が乾きシバシバしてきます。そのため、僕はコンタクトが嫌すぎて人と会った後はすぐコンタクトをはずしていました。
そうすると、人と会う前後にコンタクトを付け外しする手間が生まれてそれもまた面倒です。
またまた運動するとき、海・プールに行くとき、寝転んでテレビを見るときにもメガネは邪魔です。
旅行に行く際にも余計な荷物が増えます。メガネとメガネケース、もしくはコンタクトレンズと目薬と洗浄液。
「あ、ホテルにメガネ忘れた!」みたいなワンシーンでむだにストレスを感じることも多かったです。
これらのメガネとコンタクトに関するありとあらゆる面倒さからさよならしたかったというのが2つ目の理由です
レーシックの失敗の恐れについて
こんな感じで、僕は大学生になってからコンタクトが嫌だなとずっと思っていました。
それでもしばらくはレーシックに踏み切るのは迷いました。だって、目にメスを入れるなんてなかなか考えられません。
またレーシックに関する医療ミスのニュースを少し前に目にしていたので、失明のリスクも恐れていました。
ただ、そんなときに僕が踏ん切りがついたのはホリエモンの『むだ死にしない技術』という本のレーシックの章を読んだことからでした。
この本ではむだ死にをしないための技術、QOLを上げて人生を有意義に生きるためのポイントなどがまとまっています。
ホリエモンは人間ドッグの大切さや食習慣について語った後、本の後半でレーシックを強くおすすめしています。
先手を打ってやっておくとQOLが格段に上がる
コンタクトレンズを20,30年と使い続けるくらいなら、圧倒的にコストパフォーマンスがいい。
やってよかった、人生が変わった「予防」のひとつだと思っている。
人間が受け取る全情報の80%以上は、視覚からだといわれている。レーシックもICLも、日常生活における眼についてのストレスから解放してくれる。よく見えることで、行動も精神面にもよい影響を及ぼし、仕事のパフォーマンスも上がるはずだ。
ホリエモンのレーシックの猛プッシュぶり。またレーシックとセットで語られる失敗のリスクについてもばっさりとホリエモンは斬っています。
レーシック手術を受ける人は最近、減少傾向にある。<中略>とあるクリニックが医療スキル以前の衛生面で問題を起こしてしまい、メディアによるバッシングを招いてしまった。
僕から言えば、レーシックは信頼できる技術をもった医師に頼めば何の問題もない。
眼にメスを入れるのはたしかに不安や恐怖を覚える人もいるかもしれない。しかし、眼の構造を考えれば万一、手術が思うようにいかなかったとしても、失明することはない。最悪、狙ったほどの視力に達しないぐらいのものだから、僕には一切不安はなかった。
実際、検査の様子をツイートし、手術中の動画はYouTubeにアップした。
このホリエモンの本を読んで僕は、よしレーシックしよう、と踏ん切りがつきました。
レーシックをやると決めてから、施術まで
レーシックというと、何回も検診をしたり確認をするのかと思うかもしれません。
もちろん問診と検査の日と、施術の日をわけることはできます。
ただ、品川近視クリニックでは1日で問診・検査から手術まで行うメニューが用意されています。
品川近視クリニックは業界最大手&症例数も最多なので、全国から人がレーシックを受けに来ます。
そのため、1日完結メニューがあるので、遠方からくる人も日帰りで受けられるようになってるんですね。
しかも1日レーシックだと一万円割引されるので、特に別日にする理由がなければ1日レーシックをおすすめします
当日の流れ
当日はやっぱり少し緊張しました。
ふつうの人ならメガネやコンタクトで済ませてしまうのに目にメスを入れて手術までするのですから。
やったことがない人からすると、まったく未知の世界なのでドキドキしていました。
その感じも含めて当日の様子を書いていきます。
レーシックかICLか
視力矯正の方法には、レーシックとICLがあります。このどちらにするかで迷っている方もいるかもしれません。
価格ではレーシックなら15-40万。ICLなら70万円くらい。
ICLの場合は目の中にレンズを入れる、埋め込み型のコンタクトレンズのようなものです。ICLならいざというとき元に戻せるという安心感も迷う一因かも。
ただ僕はレーシックにしました。別に戻そうとは思いませんでしたし、何よりICLは予算が30万円以上高くなるので笑
またICLは目に強い衝撃を受けると埋め込んだレンズがずれることがあるそう。(格闘技やスポーツの選手は要注意)
それでまた手術するのは面倒ですし、いやですよね。
また乱視の場合、ICLは乱視矯正もできません。
視力もレーシックは0・1刻みで調整できますがICLでは0.5刻みでしか調整できません。
そして症例数を見ても歴史が長いのはレーシック。
このようなポイントを総括すると、悩むと思いますがレーシックでいいかなあ、と。僕はそうしました。
ただレーシックが向かない人ももちろんいて、角膜が薄い人や近視があまりにもひどい人はICLがいいかもしれません。
その辺の自分の状態は検査をしてもらってお医者さんと相談しましょう。
予算について。最安メニュー~30万。
僕が最初に考えていたのは一番安い「スタンダードレーシック」6.9万円、「品川イントラレーシックアドバンス」14.4万円のあたりでした。
ただカウンセリングでクリニックの方から、僕は近視がやや強いためたくさん角膜を削らないといけないので、スタンダードレーシックなどは適さないと言われてしまいました。
そこで相談の末、「アマリス750Zレーシック」29.1万円(税込32万円)にすることにしました。家族からもらった紹介クーポンを利用することで5万円割引、そして1日レーシックによる割引1万円を適用。
32-5-1=26万円
が僕のレーシックにかかった費用となりました。
予算が上がってちょっとショックでしたが、まあ仕方ない。
ホームページやネット広告では、レーシックは「一番安くて7万円でできる!」と宣伝されているので、それで安いじゃん!と思った人もいるかもしれません。
ただ、結果的に予算は30万円ほどかかりました。それぐらいの余裕を見ておいたほうがいいと思います。
7万円で済むパターンは、視力がもともと良いほうでかつ、角膜の分厚さも十分で、その他にも条件がそろった場合に使える感じです。
あと、自分の場合は両親ともレーシック経験者で、身内からの割引クーポンで5万円もお得になりました。これは大きかったです。
僕からの紹介クーポンも最後にのせておくので、レーシックを考えている人はぜひクーポンを使ってください。
カウンセリングは、クリニックの方はとても親身に相談にのってくれました。当然強制されることはありませんし、予算との都合など施術メニューはよく相談することができます。
費用は割に合うのか、コスト計算
レーシックに26万かかるとしてそれは割に合うのでしょうか。結論、めちゃくちゃ割に合います。
自分はソフトレンズの1dayのものを使っていたので、月5000円、年6万円かかっていました。
レーシックは一度すれば、老眼が始まる40代半ばくらいまで、その恩恵を受けることができます。
自分の場合は18歳~40歳までの22年間だとして、6万円×22年で132万円お得になりますね。
26万円は4年ちょっとで回収することができます。
そもそもレーシックをしなくても誰しもが老眼になるリスクはありますし、60歳まで80歳までと考えれば投資として見た時の回収率はさらに跳ね上がります。
また、ずっとメガネで過ごしている人、コンタクトのハードレンズや1か月単位のものを使っている人であれば、また計算は違ってくるかも。
ただ、どんな人でも10年前後あれば回収できます。もし自分が一番使うものにお金をかけるべきだと考えるなら、家賃やふかふかのベッドよりも前に、365日毎日16時間使用する自分の「目」が最重要項目になるのでは?
もちろんある程度の初期費用がかかりますので、やるタイミングはよく考えたほうがいいでしょう。
ただ20代の若い時期にやるほどお得になるので、ぜひお金の面から見ても長期的にはめちゃお得だと思います。
当日の様子
有楽町駅で降り、有楽町のマルイも入っている駅前の巨大なオフィスビルへ。エレベーターの13階まで登ったところに病院はあります。
流れとしては
受付、書類の提出(午前10時くらい)
↓
待合室
↓
検査(医師との問診や視力検査など)
↓
待合室
↓
カウンセリング(どのメニューにするか相談)
↓
いったんお昼で解放
↓
3時くらいから手術
という流れでした。
お昼を食べた後、クリニックに戻ります。
待合室でしばらく待ったあと、手術エリアへ案内されます。
部屋の前の丸椅子に座って待ち。
そこでクリニックの方から「これが麻酔になります」と目薬のようなものを渡されます。
これを眼にポタッと垂らすだけ。これで目の感覚がなくなっていくそうです。
「じゃあそれを2,3滴目に垂らしてみてください」
麻酔なのだから、ベッドに横たわった後に、点滴やら笑気麻酔やらを使われてぐっすり眠ってしまうのだろうと思っていたら、渡されたのはタダの目薬。
「3分くらいしたら目の感覚がなくなってきますよ」
そこでレーシックはどうやらこのまま意識あるままやるのだと知ります笑
「そしたら手術室入って右手の台の上に乗ってください。靴は脱がなくて大丈夫ですよ」
「え?は、はい…」
自分で手術室に歩いて入って、手術台に自分から乗りにいく。それがちょっとシュールで面白かったです。
寝っ転がると、頭上から白衣マスクの姿が視界に入ってきます。
「担当する○○です。どうぞよろしく。」
ここで名刺を渡されます。「え?ここで??笑」と。ポケットに名刺を入れてスタート
まぶたを固定され、目薬のようなものを何度か垂らされ、、
「はいそこから動かないでくださいねーはい動かないでそのままー…」
そのまま視界良好で意識もある状態で目にメスを入れられました。
あの感触は忘れられません。
眼にグググっと圧力がかかって何かが入っていくような感触。
「ズリュンッ…」って感じでした笑
痛みはありませんでした。
「緑の光を見つめてください。そのままー…」
横の看護師さんが声をかけます
「残り70%…50…30…10…はい終わりでーす。次反対側行きますね。」
同じことを反対の目もされるがままやってあっけなく終了。
手術はまさにこのサムネイルの感じです。
合わせて10分くらいだったと思います。ものすごくあっさり終わりました。
術後は休憩スペースに通され、15分ほど一休み。この時は怖くて目を半開きにした状態で、視界は涙で濁っていました。
目がゴロゴロする違和感があったので、そのまま5分くらいおとなしくしていました。
そこから、ゆっくりと目を開けていきました。
休憩室の世界がクリアにそのまま視界に入ってきました。あの時は感動しましたね。
そこからは保護メガネをつけて帰宅。帰り道は車に気を付けて帰っていました。帰り道の車も信号も、めちゃくちゃクリアに見えました。
ただ夜だったので電灯の光の周辺がにじんでぼやけるグレア現象が起こって見えたのが印象的でした。
帰った日はシャワーを頭からかぶるのが禁止されます。
首から下だけシャワーを軽く浴びて就寝。
次の日はふつうに友達とごはん行ってました。保護メガネを自慢してました笑
眼がゴロゴロして違和感があるのは最初の3日間くらいです。
術後4日目~1か月の経過
4日目以降はもうすべてが快適。
こまめに渡された目薬を一日3回挿して、保護メガネを付ける生活を一カ月ほど。少し神経は使います。
1週間後に検診を受けて視力測ったら裸眼で1.5でした。感動。
1か月以降
そのあとは完全に裸眼で快適生活が送ることができます。
1カ月後、3カ月後にも検診を受けて、終了。
その後1年診察処方無料、再矯正は10年間OK。すごいサービスです。
ハローグレアによる夜道の電灯のぼやけなどももうほとんどなくなっていきます。
現在(術後一年)
気づいたら術後一年が経過していました。
見えることが当たり前の世界になるとレーシックをしたことすら忘れてしまいそうになります。
現在、まったく何も問題なく過ごせています。
心配なのはこれからまた視力が下がること。下がったらまたレーシックをするのかもしれません。
1年経った今のところは特に視力低下は感じていません。
今後、変化があれば書き足していくつもりです。
術後2年経過
何も問題なく過ごせています。文章をリライトしました。
術後3年経過
何も問題なく過ごせています。文章をリライトして、これからはインスタで友人にもおすすめしています。
レーシックのまとめ
・20代~40代のメガネ・コンタクトユーザーにおすすめ
・感想としては快適すぎる。世界変わる。
・一時期話題になったような失敗のリスクはない
・品川近視クリニックが一番大手。さらにその有楽町の本店で受けてきたので安心
・角膜が薄い、乱視、近眼のひどさでレーシックやICLの選択肢は変わるので病院に相談しよう
・若いうちにやればやるほど、メガネ代、コンタクト代の節約になる
・裸眼の快適な生活がこの先死ぬまで、あるいは少なくとも20年は保証される。
これはけっこうありではないでしょうか。
品川近視クリニックはレーシックの最大手で、店舗は東京・大阪・福岡・名古屋・札幌にあります。遠方からくる人向けに交通補助も出ます。
割引チケットについて
もしこれからレーシックを受けるという人がいれば僕のTwitterからDMで「品川近視クリニックでレーシック受けます」と教えてください。最大で5万円割引の優待チケットを発行します。僕にも謝礼が入るのでお気軽に!
レーシックはとても費用がかかります。30万円あれば旅行に2,3回は行けます笑。
そのくらいの金額なので、「念のため高めのプランにしておこう」とか「とにかく費用を抑えよう」とか行き過ぎにならないように、予算をよく考えて自分に合ったプランを慎重に検討してください。
以上、僕のレーシック体験談でした。参考になれば幸いです。