湊かなえ「告白」は怖い。怖すぎる。おすすめです。

 

湊かなえの小説「告白」をご紹介します。

 

2009年本屋大賞受賞作品。2019年で増刷100刷を突破し、単行本と合わせて累計358万部を突破しています。

 

 

引用元 

湊かなえさんのデビュー作『告白』の文庫版がついに第100刷に!|株式会社双葉社のプレスリリース

 

ミステリー小説作家でヒットを連発している湊かなえさんのデビュー作にして代表作です。

 

 

あらすじ

 

「愛美の死は、それは多分、保護者としての私の責任です。

 

でも、このまま終わりにはできない。

 

愛美は死にました。でも、事故死ではありません。

 

愛美は、このクラスの生徒に殺されたんです」

 

物語は女教師が壇上で生徒に向けて発するこの「告白」から始まります。

 

女教師の娘の事故死。そしてクラスに紛れたその犯人への復讐というのがこの物語です。

 

感想

 

ぐっと一気に引き込んでくるストーリー。その一方で、読み終わったら二度と読み返したくない、と思わせるような圧倒的鬱展開。

 

「いやな気持ちになるミステリー小説」略して「イヤミス」。他の小説にはない突出した迫力があります。

 

 

ミステリー小説ではありつつ、明らかになってくる真実は、マジで胸糞悪いです。ほんとに胸糞悪いです。

 

 

こんなことあっていいのかよっていう。乾いた笑みがこぼれてしまうような目を見開いたままああああああああああって叫びたくなるようなエンディングがあなたを待っています。

 

 そういう今までにない感情を味わってみてください。

 

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

 

松たか子さん主演の映画化作品も同じくらい最高に胸糞悪く完璧に仕上がっています。映画の方もぜひチェックしてみてください。

 

告白