投資の入門編として「インベスターZ」と「藤野英人 投資家がお金よりも大切にしていること」がよかった

こんにちは

 

note.mu

 

 

 

これ読んで早速インベスターZ1-3巻買った。1巻読んだ感じだとめっちゃ面白い。

 

このnoteを読んで、さっそく紹介されていた本を読みました。

 

 

インベスターZ

 

インベスターZ(1)

インベスターZ(1)

 

 

1-3巻を読みました。投資の基礎的なことが学べた気がします。

 

利確と損切り、塩漬け、投資の際のポイント、人間の心理が投資に絡む様子がよくわかります。

 

ストーリーも面白い。

 

ひとつ難点があるとすれば絵柄です。古い作品なので、特にキャラクターの顔が均一化されていて、なんというか、食品サンプルをかじってるような、なにか無機質な印象を受けました。

 

漫画としての面白さと、投資の概要が学べる点が魅力です。

 

 

 

藤野英人 投資家がお金よりも大切にしていること

 

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

 

 

 

面白かったたとえ話はこれ

 

 

アメリカの「ヒーロー」は「民間人」スーパーマン→新聞記者スパイダーマン→男子学生バットマン→大富豪一方、日本の「ヒーロー」は「公務員」ウルトラマン科学特捜隊(警察)あぶない刑事→警察暴れん坊将軍→将軍日本人

 

 

なるほど、って感じだよね。日本人の寄付額の少なさも同様に、自分が社会を良くするんだっていう意識の低さを表している。

 

 

「一方、マンガから生まれたヒーロー中略などは、民間人ですね。その理由は、昔のマンガは反権力として描かれる文化が強かったからでしょう。」55ページ上記のツイートはこの本から。

 

 

最後の章にあった「失われた」20年への反論が面白かったです。

 

2002/12から2012/12までを調べて

 

TOPIX東証一部上場企業の全銘柄) 約2%上昇

 

TOPIX CORE30 (日本の超有名企業30社)約24%下落

 

東証二部上場企業 67%上昇

 

時価総額=株数×株価なのでどうしても大企業の成績に数値がひきずられてしまうけれど、中小企業は確実に成長しているんだそうです。

 

 

 

 

じゃあなんで不況だといわれるかというと、それは経団連日本経済団体連合会)にかかわるそうです。

 

経団連は会長1人、副会長18人がいます。日本のとても有名な大企業の会長などが務めています。

 

 

引用します。

 

そのような人たちが日本のリーダーなので、「この10年間、日本はダメだった」と言うに決まっています。「日本は良かった」と言ってしまったら、自分の経営者としての無能さを世間にさらけ出してしまうことになるからです。環境のせいにしなければ、「お前らバカじゃん!」と言われてしまいます。

 

238ページ

 

要するに、日本の10年間もしくは20年間を「失わせた」張本人は、日本の大企業なのです。

 

239ページ

 

 

 

ああ、そうなんだ~、そんなに悲観しなくてもいいんだなあ、と思いました。そんなに日本の未来を心配する必要ないんですね。

 

 

 

 

 

(…2年後に、就活するときにはこのページを非公開にして「SNSはやっていますか?」「やっていません」って答えるのかと思うとワクワクしますね!)

 

 

 

 

 

 

以上がnoteを見て、勧められていた本を読んでみた感想です。

 

 

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ここまで読んでくれてありがとうございました。